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  • 星空を吸う。への応援コメント

    企画から来ました。
    お?これはSF風味ですね。いろいろ設定を深読みさせるなかなか凝った作りだと思いました。

    方角はSFのエンタメ色があるので北北東ないしは北東でいかがでしょうか。

    作者からの返信

    お読みいただきありがとうございます。
    SFを感じていただけたんですね。凝った作りと言っていただけてうれしいです。
    東は意識していなかったですが、そう感じていただけたことを尊重します。

  • 星空を吸う。への応援コメント

    企画から失礼いたします。

    ジャンルは現代ドラマになっていますが、星を吸う行為が当たり前に出てくるあたり、ファンタジーですね。
    物語の描写ももちろん綺麗ですが、星を吸う行為や二人の関係性を深く説明しない余白部分含めて、とても美しい作品だと思いました。素敵です。

    方角は北西か北北西でしょうか。判定が少し難しいですね。

    作者からの返信

    読んでいただきありがとうございます!
    カテゴリーも迷ったんですよね。星を吸うこの行為はファンタジーですけど、その要素は物語の主というわけじゃなくて書きたい部分はファンタジーと関係ない部分なので。
    二人の関係性や心情が書きたい部分の主で、それはファンタジー要素抜きでも伝わる部分だし方角的には北北西くらいだと思うんですが、この星を吸う要素ひとつで分類が難しくなっている気がします。

  • 星空を吸う。への応援コメント

    方角企画から来ました。
    (SNSでは繋がっていますが、カクヨム上でコメントを書くのはひょっとしたら初めてじゃなかろうか、という気がします)

    他の方々も書かれていますが、星を集めて吸う、という現象についてくだくだと説明していないのがいいですね。現実にありえない概念を、言葉ひとつでさっと作り上げることができるのが文字媒体の魅力のひとつのように思います。
    一方で他の部分についてはかっちりとわかりやすくまとめてあって、ここは北的な読者おもてなし精神を感じます。
    方角については……正直判定が難しいです。大筋は北と感じているのですが、「幻想的」な要素が、実験的で新奇な東でも、生っぽい心情吐露の西でもないような気がしていまして。
    「概念的な上」とかいう方角があれば、「北ちょっと上」と迷わず言えたのですが。
    ただ、十六方位にそんなのはないので……ふたりの心情部分の西要素で「北北西」としてみます。

    作者からの返信

    読んでいただきありがとうございます!
    星を吸う理屈、変に掘り下げるよりこれはそういう現象として処理していくのがいいと感じてそうしたんですよね。
    そういう手つきだと西っぽくなると思うんですが、それで変に西を意識すると自分は何か省略しすぎたり変な色気を出した文章になったりする気がしたので、本筋は北の手つきから崩さないように意識してみました。
    方角の判定で、この星を吸うという要素の扱いがみなさん迷われている印象ですね。南を感じてくださる方もいますし、大枠が北向きな分異様さが際立つのかもしれません。
    私の感覚として、この方向に迷う感じを含めておもしろいものが書けたのかなと思います。

  • 星空を吸う。への応援コメント

    企画からお邪魔致します

    幻想的なお話ですね!タイトルから、何かの比喩かな?と思ったら、本当に星を吸っていて。その不思議さの説明が無いところがとても良かったと思います。この作品の幻想的な空気感が壊されないし、想像がふくらみます。先生と俺さんの、命と星に関するやり取りが印象的ですね。
    方角は…西かなあと思いました。丁寧な描写と、明確に説明されないあれこれ(俺さんと先生の関係性とか、なんで先生星を吸えるの?とか)が、西っぽいのかなと。とはいえ、文章自体はとても読みやすく状況も分かりやすいので、南半球ではないような気がしました。予測、難しいです。
    というわけで、北西に一票!大人のための絵本を読んでいるような、静謐で素敵な物語でした。

    作者からの返信

    読んでいただきありがとうございます!
    パッと思いついたこの光景を、理屈をつけずに思いついたまま出力して登場人物の会話を乗せました。
    西らしさを感じてくださる方、多いですね。あまりそちらを意識しすぎて飾りすぎないよう普通に書いていたんですが、その分むしろ北の過剰装飾がはがれて西らしさが前にのジョージだよ出たのかもしれません。
    大人のための絵本、いい表現ですね。


  • 編集済

    星空を吸う。への応援コメント

    方角企画よりお邪魔します。先日はありがとうございました。

    あ、先生は女性なのですね。男性とばかり最初は想って読んでいました。
    子弟関係でしょうか。
    学者さんとその弟子、そんなイメージで拝読しました。

    星を集めて吸っているというという幻想的な始まり。
    余命が見えてきた老女と、その命を虚しく繋ごうとしている主人公の遣る瀬無い哀しさ。
    先生のように星を集めて煙草を吸えば、いつか星のたましいになる先生をぼくもこの身に吸い込めますか。
    そんな青臭い祈りが、たんたんとした会話の合間にほの見えて、とても素敵でした。

    最後の一行は先生の死だけでなく、人は死んだら星になると云い聞かせてきた人類の営みの久遠まで暗示しているようです。
    すきっとした大気と、群青色の明るい星空が眼に浮かぶような掌編ですね。

    方角は西より、西北西で。
    よいものを読ませてもらいました。ありがとうございました。

    作者からの返信

    読んでいただきありがとうございます。
    先生、最初は男性で考えていたんですけど、男性同士だと女性向け作品の雰囲気が出て主人公から先生への感情が恋愛っぽく見えすぎる気がしたんですよね。
    どんな関係性か確定させたくなかったので、先生は女性にしました。異性にしたら恋愛っぽさが弱まるのも奇妙な話ですけど。

    物語の雰囲気、丁寧に感じてくださってうれしいです。
    主人公の語られないけど行間から声高に感じられる心情、自分でもいいものだと感じています。
    深く描写をしたわけではないけれど、澄んだ夜空や人類の営みまで広く目を向けていただけること、そんな視点をもたらせるような作品を書けてよかったと思います。
    方角は西を強く感じていただけたのですね。西が強い作品は刺さる人に深く刺さりやすいので、そんな作品になっていればうれしいです。

  • 星空を吸う。への応援コメント

    北北西ですかね。

    敢えて難解さを読みやすさというか、そういうものに変えたり出来るのは羨ましく感じました。

    僕はいつも逆になってしまうので。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    この作品ではよく分からないものをあえて理解しようとはせず、分かりやすい部分で展開させていったので、読み味としては読みやすくなったのかもしれませんね。

  • 星空を吸う。への応援コメント

    本当に星を吸うんだ、とわくわくしたのが最初の感想でした。会話が温かいですね。二人はどんな関係なのか、想像しながら読むのが楽しかったです。
     
    > 夜空は元通りになっているけれど、星の位置や数を覚えているわけではないから、もし減っていても気づかない。
     そしてきっと、増えたとしても気づけない。

    ラストはなんだか少しはらはらさせられるような、でもとても印象的でした。
    不思議な読みごこちで、北西を向いているように思いました。

    作者からの返信

    最初にわくわくしていただいて、うれしいです。
    私自身がこの設定にわくわくしたからこそ書けた作品なので、読んでいただいてわくわくしてもらえると、ちゃんとおもしろく書けたんだってよっしゃという気になります。

    ラストはこの作品の締めとしてバランスが難しくて、あまり深く書かずにそっと投げ出すように書きました。
    彼のこの考えに何か意味があるのか、考える必要なないことなのか、分からないところです。
    北西の方角判定も、ありがとうございます。

  • 星空を吸う。への応援コメント

    名前出すのも野暮な気がしましたが彼女は夜空の北斗七星を吸ってたのかもしれませんね…
    (確かセブンスターって銘柄の煙草があったと思うので…)(※自分自身は煙草は生まれてから一度も吸ったことは無いんですが喫煙者が周りに多い)
    ちなみに北斗七星、北極星を探す指針にもなるらしいので(ググるセンセに聞いてきました)横に居る彼も彼女も夜を生きるために動かない道標(北極星は見た位置が動かないそうで船乗りには方角を知る道標になってたそうです)=隣同士にあるよすがを探しているのかもしれませんね。

    (コレで意図が違ってたらどうすんだ…❓)(その時はスルーしてくださいごめんなさいッ)
    ということなので全く企画人様と作者様の意図とは違う意味の方角にします。

    「北」です!

    (でもエンタメでも普通に合ってると思うからその意味で北にしてもいいですね…)

    作者からの返信

    読んでいただきありがとうございます!
    北斗七星、全然考えてませんでした。が確かにしっくりきますね。
    特に語り手の彼は先生だけを追って生きていきそうな雰囲気なので、北極星を先生に重ねて吸うようになるかもしれませんね。
    いい解釈をいただきました。新しい視点をありがとうございます。

  • 星空を吸う。への応援コメント

    星を本当に吸う表現が面白かったです。しかも吐いて空に返せる!
    最初にここから始まるので、一気に幻想的な世界に引き込まれていきました。
    その上で先生と主人公の関係が語ってあって、この二人はどういう繋がりで、これまでどういう出来事があったんだろう、と自然に想像していました。
    方角は最初は西が強めかな、と思ったんですが、まとまりとストーリーを感じたので、北北西あたりな気がしました。

    作者からの返信

    ありがとうございます! 星を吸う表現、楽しんでいただけてうれしいです。
    二人の関係、想像するのが楽しいですよね。深くは語らないその背景で何があったのか、思いをはせたくなります。
    方角の考察もありがとうございます。とっかかりは西だけど書き方は北寄り、そんな印象が個人的にもしています。

  • 星空を吸う。への応援コメント

    企画から参りました。コメント失礼します。

    最初の一文から、情景がふわっと浮かんできました。手で集められる星たちも、紙に巻かれる様も、現実にはないのに、それが「分かる」ように感じます。
    会話の空気感や景色の表現が、それを可能にしているのだろうと思います。

    星空を吸う、という発想。素敵ですね。幼い頃、煙草の煙が星空になる、という想像をしていたことを思い出しました。
    個人的に、吸った星を身体で感じる、というところが良いな と思いました。

    方角は、北向きでありつつ、少し西向きを感じました。北西寄りの北北西辺りでしょうか。
    ストーリーも素敵ですが、作品全体に漂うものを楽しむことに、重点がおけるのかな と。

    作者からの返信

    読んでいただきありがとうございます!
    非現実な情景を、しっかり感じ取れる文章が書けているならうれしいです。

    煙草の煙は古来から、文学だったり呪術だったり、神秘的なイメージがありますよね。
    星になったり魂になったり、文学表現では紫煙といったり、想像力がふくらみます。

    北西寄りの北北西。西成分を多く感じてもらえるのは、なんとなくうれしい気がします。
    漂うものを楽しむ、確かにこの作品はそんな雰囲気がありますね。


  • 編集済

    星空を吸う。への応援コメント

    こんにちは、はじめまして。方角企画から参りました。

    星空を吸う。というのが比喩ではないことにまず驚きました。
    けれど読み終わるころには自然と納得していて、それはうつくしく完成された世界観があってこそなのかな、と思いました。

    とても不思議な読み心地のお話で、『星空を吸う』という発想にわたしはほんのり南を感じたのですが、ここをどうとらえるかで方角が変わってきそうですね。
    土台は北西でほんのり南がふりかけてある。個人的にはそんな印象です。

    作者からの返信

    読んでいただきありがとうございます!
    発想に南を感じる方、けっこういますね。自分としては北向きコメディなんかを書くときとそう違った脳の使い方をしていないつもりだったので、ちょっと意外に思っています。
    それだけ私の発想力が目を引くものなのかなと、喜ばしく思います。

  • 星空を吸う。への応援コメント

    はじめまして。方角企画から来ました。
    見事な北西だと思いました。
    「星を吸う」という現実ではありえない行為について一切説明がないところに、「そうだからそうなんだ」という西的な態度を感じました。
    その一方で、現実にはありえない「星を吸う」という行為の結果が見えなくて「どう着地するんだろう?」と読者をハラハラさせ先を読ませるのは北的であり、最後の一文にヒヤッとさせられるというオチも北的だと感じました。
    個人的には、北西の中心線をまっすぐ貫くような作品だと思います。おもしろかったです。

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    北西。ありがとうございます。
    文章としてはよく書く北向き作品からそう変えてない一方で、設定部分は西的要素を感じると自分でも思っているので、ほぼ同じ意見ですね。
    私自身は北の比重が大きいつもりで書いていましたが、設定部分の比重が思ったより全体の印象に大きな影響を与えているのかもしれません。

  • 星空を吸う。への応援コメント

    フィンディルさんの自主企画より参りました。
    暗黒星雲です。

    いや、タイトルから「星を吸う」って何の比喩なんだろうなと思ったのですが、本当に吸ってたのでビックリしました。

    どんな発想なんですかねえ?

    先生とは魔法の先生なんでしょうか?
    年が離れているようで恋心もありそうで、色々分からんです。

    では方角です。
    西か東か。北か南か。
    どっち向きでも良いような気もしますけれども、個人的には東向きと北向きな気がするので北東で。いい加減です。

    感想は以上です。


    作者からの返信

    読んでいただきありがとうございます!
    星を吸う、パッとイメージが浮かんでうまくふくらますことができました。
    ふとしたときに出てくるんですよね、こういう発想。

    なんの先生なのか、明言していないので想像がふくらみますよね。
    感情も恋愛に感じられるようなそういうものではないような、そんな絶妙なラインにできていたらいいなと思います。

    東。また新しい意見をいただきました。
    この作品は技法的にはありふれたものしか使ってないと思ってるんですが、新規性を感じてもらえているのならうれしいです。


  • 編集済

    星空を吸う。への応援コメント

    いつもなら、逃げてしまう、苦手な言葉があるのですが。
    今回は、さいごまで読みました。
    最近、よく出会う言葉、イメージで、逃げられなかったので慣れた
    のもあるのですが、って、よく分からないだろう自分語りが長いですね。
    ごめんなさい。

    こう、なんと言いますか、今は、せつなさを感じているのです。

    言葉たちは美しく、音色のようにわたしに響き、

    でも、わたしの気持ち的には、紫、藍色、みたいな。あとは薄い青かな?
    なんかこう、せつなさがじわじわと、わたしを染めているのですけれど、
    先生も俺も可愛らしくて、二人の関係性が好きと言いますか、
    ほわほわと、あたたかいココアに入れたマシュマロになったような、
    ほのぼの感もあるのです。

    せつないのですけれどね。読んでよかったとは思うのです。生きててよかったみたいな?
    なんだかふしぎな感想ですが、
    無駄がないと言いますか、言葉が生きている。いのちを感じて、わたしのすべてが、よろこび、感動もしていると思うのです。
    涙が出ていますし。

    方角、方角は、文章が整っていて、ふしぎだとも感じますが、こういう世界なんだなって、納得感、しっくりくるんですよね。
    わたしがどれぐらい作品を理解しているかは分かりませんが、
    でも、感じる、受け取ることはできました。

    実は、南が入っているとか。分かりませんが。
    北北西かなぁ。イメージとしては、北北西に近い感じがしますけど、
    それだけではない何かも、感じているのです。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    苦手な言葉があっても最後まで読んでいただけたこと、ありがたく思うと同時に、ご無理をせずにと思います。
    そのうえで、読んでよかったと言っていただけたことを噛みしめます。

    色合いは紫とか青系統ですよね。夜空という背景もあいまって、そういった色合いが映えます。
    せつなさもあたたかさも内包した、そんな作品になっていればうれしいですね。

    方角、南も感じていただけるんですね。
    自分としては北向きの筆でずっと書いていたので想像していなかったんですが、起点となる発想が南向きの感性に見えるようですね。
    フィンディルさんがどう判断するか、楽しみに思っています。


  • 編集済

    星空を吸う。への応援コメント

    すごい、素敵……! 「星空を吸う。」というタイトルがおもしろく、そのタイトルが存分に生かされた見事な掌編でした。最後までずっと、どうなるんだろう? という興味が尽きずに読みました。

    童話みたいな感じかな? と冒頭で感じましたが、いい意味で予想を裏切られました。

    また、たばこを吸うという行為から男性を想像したのですが、女性というのがすごいなあと。登場人物の設定がいいですね。

    >夜空は元通りになっているけれど、星の位置や数を覚えているわけではないから、もし減っていても気づかない。
     そしてきっと、増えたとしても気づけない。

    締めも見事だと思いました。
    タイトルと物語が完璧なだけに、最後の文章は難易度がかなり高いと思いますが、見事な着地を決めましたね。素晴らしいです。

    冒頭の一文もすごかったです。
    >竹箒のような先生の細い手が、慣れた手つきで星空に伸ばされた。

    また、ここに続く文章もいいですねえ。

    方角はなんだろう、感性ということでは南の要素もあるように思いました。南南西? ストーリー展開のおもしろさと感性が同居している珍しいタイプに思えました(と、勝手に書いておりますが方角音痴です)。

    指摘ですが、「両手を内側に払って」のところ、どんな動作なのかなと、ちょっと引っかかりました。「空をなでる」という表現が素晴らしいので、何かもう少し、工夫するとさらに良くなるのかな? と思ったりします。

    作者からの返信

    ありがとうございます! 「星空を吸う」というこの行為を思いついて、そこからふくらんだ物語でした。
    自分としてはいつものエンタメ作品の手つきの延長で北向きだと思っていましたが、南の感性に感じていただけたのですね。それだけセンスのあるネタを出せたのかなと思います。
    先生は最初に思いついた段階では男性だったんですが、それだと女性向け作品の手つきに引っ張られると感じて女性にするのがいいと考えました。

    個人的に、短編を書いてて得意なのは冒頭、苦手なのは終盤だと思っているので、締めを見事と思っていただけるのはありがたいです。
    ここ、ミスると方角も作品テーマもてんでとっ散らかる部分で、重さを抜きに抜きまくって300字くらい削ってさらっと流すことで調整しました。
    今の状態でもギリギリだと感じています。

    「両手を内側に払って」のところ。ありえない行動に対する描写なので、もう少し丁寧に書く方がよかったですね。
    イメージは机に散らばった消しカスを手元に集めるような動作をイメージしてます。そう直喩してもよさそうですね。