ダイアログ感想1
・人に寄り添える音楽とネガティブな音楽
緑仙が言う「自分の音楽はその日の日記みたいなもので、恨みつらみが書かれている」
そういう感情から生まれるネガティブな音楽は救いのない音楽なのか?
例えば、名前の付けようがない不確かで暗い感情を自分が抱えている時に、その感情をそっくりそのまま歌ったような音楽を見つけたら、抱えていた不安に形を与えて、悩みを整理してくれる
そういうことがあるから、ネガティブな内容の音楽だとしても、それは人に寄り添える音楽といえるはず
・呪いの曲
一生忘れたくない妬み嫉み、誰にも負けたくない、自分の方が頑張っている、そんな気持ちが活力になる、自分のできなかったことをノートに文字として残す
そんな緑仙の呪いの曲とは言うけれど、この間のラジオでもかけていた「タイト」とか、素直な曲とはまた別のベクトルの切実さが伝わってきて、独自の魅力があると思うけど
・音楽を始めたきっかけ
自分と歳が近い人が音楽をやっていると分かって、それなら自分にもできるんじゃないか?と緑仙なら思ったんじゃないか
動画ではそこまで言っていなかったけど
・WE ARE YOUは暗い?
個人的な意見として、この曲は暗いというか
泥くさいんだと思う
グラウンドに立つ選手をキラキラした目線では見つめていない
何かを掴み取るには泥に塗れて傷ついてもがくしかない、でもそういう日々を否定せずに
「一緒に頑張ろうぜ」と横並びで歩いてくれる
そういう印象の曲
・最初の10秒
スキップして聴くのが当たり前のストリーミング時代だから、最初の10秒をサビとして歌う意識は真っ当だと思う
漫才も掴みは大事だし
・音楽カテゴリとしてのVTuber
この話題を掘り下げるにはちょっと時間足りない、面白い概念ではある
・歌ってみたを公開して、次にトーク番組を見せる形式はYouTubeだと新鮮な感じで(既に他の人がやっているかもだけど)
音楽やっている人同士からじゃないと引き出せない活動への思いや考え方を聞けるのは面白くて、普段の配信や音楽活動への入り口にもなるはず
ラジオとは異なる、音楽について掘り下げて会話する場所やきっかけが緑仙にとってできたのも、いいなと思った
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