WE ARE YOU
・WE ARE YOU
アンコール曲を歌う前のMCで重大発表3連発。メジャーデビュー、ミニアルバム、応援ソング。1つでもお腹いっぱいなのに、ものすごいサプライズの連続。
サポーターであり、自己紹介でいつも口にしていたクラブから声をかけられた時、どんな気持ちだったんだろう。自分には想像つかない。
ロックの疾走感、高揚感、りゅしぇんの力強い歌声が、気持ちをたかぶらせてくれる。歌詞に込められたメッセージはまさに「応援歌」。りゅしぇんなりの、誰かを、また自分自身を応援する気持ちを強く感じる。
スクリーンにクラブのカラー、鮮やかなイエローと、たくさんの紙、これはたぶん原稿用紙。たくさんの人の夢だったり、挫折した誰かの夢を表している?
スピードにのって流れていく白い三角形は、ベガとアルタイルから夏の大三角をイメージしたのかな。
「掴め 輝ける星を…いざ!
絶対的な運命
そんなのあるはずがない いつか
此処じゃないステージに 辿り着ける
悔しさ飲み込んで
疑念も払って まっすぐ
声枯らし 祈り続ける
おなじ夢の中」
絶対的な運命はない。夢を叶えるための決められた道筋は存在しない。だから努力しないといけない。自分が今いる場所じゃないところへ、いつか辿り着けると信じて。
悔しい思いをしても、ぐっとこらえて我慢する。夢や目標を追いかけていると、決意が揺らぐことがある。こんなことをしていて大丈夫か?意味なんて無くないか?出来るわけないだろ、とか。諦めて楽になりたくなる。
それでもまっすぐ前を見て。声を枯らして応援し続ける。応援するのは、自分だったり、夢を追う誰かだったり、または選手たち。
おなじ夢や目標に向かってる仲間どうし、夢や目標を実現するために努力するものどうし。みんな同じ仲間。
「君が傷つけば 痛みこの胸刺さり
きっと歓喜の瞬間
心震わせる」
好きな歌詞。真剣な誰かを真剣に応援しているから、その人が挫折や苦痛を味わっている時に、自分も同じように辛い気持ちになる。
だからこそ、誰かの努力が報われた瞬間、胸に刺さった痛みの破片みたいなものが、その人が感じている喜びを同じように伝えてくれる。破片が揺れて、心を震わせてくれる。
「フィールドを駆け抜けて行く
君こそ"願い"そのもの
I am you I am you We are you We are you
走ってゆけ
金色に染まる Shooting Star
青葉の銀河を渡る
信じてる 信じてる 自分を信じて
必ず輝く 星を掴むまで」
フィールドを走る選手たちは、サポーターにとって信じる相手。自分たちの願いをたくした人たち。だから一心同体。
自分はあなただ。それくらいの気持ちで応援してる。サポーターみんながあなたと一緒、あなたの味方だ。
フィールドを駆け抜ける選手たちはShooting Star、流れ星。青葉(仙台)の銀河(ベガ、アルタイル、星空)を走る。
「信じてる 信じてる 自分を信じて」
あなたのことを信じている。そして、夢を掴むことを信じてる自分自身のことを信じて。
必ず輝く、星(夢、ベガなどとかけて)を掴むまで。
「さんざん期待寄せ
躓いた 過去も味方にして
今なら あの轍軽々跳べる
汗が染み込んで
目を閉じただけ それでも
声上げろ 拳をあげろ
まだ 夢の中」
さんざん期待をした過去の出来事。期待した分、たくさんの失敗をした。そんな苦い記憶も、自分の糧(かて)にする。りゅしぇんらしい。失敗を積み重ねた今なら、躓かずに通り抜けられるはず。
時に涙を流してしまっても。汗が染みただけだ、と見栄や虚勢を張ってしまうこともあるかもしれない。それでも夢に向かって走る、拳を突き上げて闘志を燃やす。夢が叶っていない今は、まだ夢の途中のはずだから。
「君が目指すのは 遥か彼方のゴール
そこはすごい景色かい?
一緒に行こうぜ」
夢を追いかけるあなたが目指している場所はどんなところ?そこにたどり着いた時に、どんな景色が見えると思う?そこはきっと素晴らしい場所のはずだ、だから一緒に行こうぜ。
声援を受ける選手たちが目指すゴール、そこから見えるスタジアムの景色。
「一緒に行こうぜ」と手を差し伸べてくれるりゅしぇん自身も、新たなステージに立って、さらに夢を追いかける仲間だから。
「夢のつづき追いかける
君こそ"希望"そのもの
I am you I am you We are you We are you
忘れないでいて」
夢を追いかけているあなた自身が、希望そのものだから。私はあなたと同じ、僕らはみんな君と一緒だよ、そのことを忘れないで。
「Believe in you Believe in us
星を掴むまで」
スタジアムに辿り着いて、りゅしぇんと出会った時、映像が色付いていって、夢が叶った瞬間みたいで素敵だ。
「必ず輝く 星を掴むまで」の、張り上げているけどきれいで力強い声が本当に良い、好き。
曲全体を通して、落ち着くパートも前向きさを感じられる歌い方が良いと思いました。
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