多様性の多

 多様性という言葉が叫ばれ始めて世の中は変わった?と問われたら、自分基準で答えていいなら、変わったところは変わったし、変わってないところは変わってない、になります。


 仕方ありません、だって多様性の多は多数決の多ですから(あくまで自分基準の話なので実際は違いますよ)、母数の多い方から対処が進みます。


 マイノリティ中のマイノリティまで理解されるのは、まだまだ先でしょうか。


 でも、少数だけどここにいるんですよ!と伝えていかないと、順番がこないどころか、いないことにされてしまいます。


 例えるとしたら、冷蔵庫の動作音と同じでしょうか。

 ずっとブーンという音がしているのに、大半の人はその音を「聞いていません」。

 音はしているのに「ないもの」になっているのです。

 でも「冷蔵庫の音、聞こえない?」というと、音に耳を傾けてくれますよね。


 ここにもいるんですよ、と伝えていかないといけませんね。

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