変化する夜
服を軽くたくし上げ無防備に晒されたお腹をスルスルと無遠慮に撫で回す。どうやったらこんなにスベスベになるんだろ、なんて事を考えながら指でお腹をくるくる撫でる。横腹を軽く触れるとビクってするのがめっちゃ可愛い。
「柚希ちゃん……そろそろやめて欲しいなぁ、なんて」
「止めるとでもお思いで?それに、あんまり喋らない方が良いですよ?桃先輩が失言する度に私の既に壊れた理性がより壊れます。なんならもう1回キスでその口塞いでてあげましょうか?」
「でも……」
何かを言いかけていたその口を塞ぐ。正直ちゃんと限界だからこれ以上無自覚に煽られると本当にめちゃくちゃにしたくなる。泣き喚こうが何だろうが止まれなくなる自信がある。
だってしょうがないじゃん?今までエッチしてた子達と距離置いて桃先輩とずっといる状態で永遠に生殺し状態なんだから。むしろ今の今までよく耐えれたね?私すごい。
トントンっと背中を叩かれる。そしてそのまま手首を掴まれる……どうしたんだろ?
……あ、なるほどね。確かにそれは止めるか。私とした事がおっぱい揉み揉みタイムをすっ飛ばして下に手を伸ばしてた。完全に無意識だったわ。軽く下着の下に入ってるし。私相当溜まってるんだなぁ、これはマズイ。
「ん、キス長すぎ……というか手!入れようとしたでしょ!?」
「すみません。無意識でした。でも、せっかくだしこのまま進めちゃいましょうよ」
「え!?だ、ダメだよ…だって私たちはまだそういう関係じゃないし、遊びでなんて嫌…だし。するなら、ちゃんとはっきりさせてからというか…」
確かに明確に好きって言ってないかも?でもここまで来て止まるなんて無理だし、付き合う?
「ねえ、桃先輩って…もう堕ちてます?」
「えっ!い、いやべべべ別に堕ちてないとおおお思うけど…」
「動揺しすぎ…で本当の所はどうなんですか?」
「…………好き……柚希ちゃんの事大好き…です」
良かった。流石に片思い状態だったら私死んでたかも。
「私も桃先輩のこと好きですよ……だから」
そう言って私は下着の下に中途半端に入った手を進めた
「このまま進めちゃいますね?あ、あと付き合ってください」
「なんでそんな取ってつけたような告白なの!?あとしれっと進めるなぁぁぁ!」
私たちはその後盛大に乱れた。
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「酷い目にあった…初めてだったのに…」
「最高でしたね?桃先輩♡
というか告白の返事まだ聞いてないんですけど」
「OKに決まってるでしょ…」
桃先輩ゲットだぜ!ついにただの先輩後輩から恋人へと関係が変化した。でもまだまだやることはある。恋人になったからこれで堂々とドロドロに甘やかすことが出来る。待っててね。桃先輩。
次の予定は……甘やかす事かな
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