時代と共に括弧や書き方のルールなんて変わっていきますからね。革新的な使い方は、古い使い方に固執している人から見れば、あまり良い顔はされないのは、古今の当たり前。実は「古池や蛙飛び込む水の音」というあの名句も、当時の見たままの情景を詠むというのが通常だった俳句界では。異端と見なされて、敬遠されていたらしいです。一茶は実際に池に飛び込むカエルを見て詠んでいないし。句会の場には池は無かったそうです。