7:面白いがゲシュタルト崩壊する
公募用の原稿を書き進めているとよくあるのが、「あれ? 面白いって何だっけ?」となる現象です。
ここが注意点です。
どんなに『面白いのゲシュタルト崩壊』を起こしても、まずは最後まで書き上げること。直しを入れるのは一度初稿を上げてから。つまり、いったん完結させてから、ゆっくりと作品を見渡し、改稿をして行くのです。
書いている途中で修正を加えることに、実は大した意味はありません。あえて強い言い方をしますが、完成していない原稿に、直すべき箇所など存在しないのです。
「作品とは、完成原稿である」という旨については、先に記した通りですが、修正を加えるべきは「作品」であり、「途中原稿」ではないという点を意識しましょう。
「そんなこと言ったって、途中が面白くなかったら、作品全体が面白い訳ないじゃん!」
と、言いたい人もいるでしょう。
ですが、C-takeははっきり異論を唱えます。
「最初から面白い話を書けるのは、ごく一部の天才だけです! 我々凡人は、努力を積み重ねた先にこそ、面白い作品を書くことが出来るのです!」
最初から完璧で究極の作品を作るのは、今の内に諦めてください。ほぼ100%、それは実現しないので。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます