5:世は大執筆時代
さて、ここまで読んで納得していただけた方は、公募向けの性質があると思われます。ここまで来て、ようやくスタートラインです。Webの片隅で
不安はあるでしょう。不満もあるでしょう。でも、物書きでありたいのなら、目の前の小さな利益に
Web上に存在する何者でもない一般人の評価ではなく、プロの編集に「これはいい作品だ!」と思われる作品を書き上げることこそ、我々物書きの命題ではないでしょうか。これに賛同していただけたのなら、あなたはC-takeにとってのライバルになったも同然。公募の情報を集め、各レーベルの作品傾向を掴み、そして目標を決めて作品を執筆する。
たったこれだけです。難しいことはありません。
上手く行かないことの方が多いでしょう。それでも物書きでありたいのなら、その手は自然と執筆に向っているはず。ただひたすらに作品を生み出し、それを公募に投げ続ける。一つの公募に一つの作品、ではありません。一つの公募に五作、十作と投げるのです。
これは非常に労力がかかり、成し遂げるのは難しいでしょう。しかし、それが成し遂げられた時、あなたの物書きとしてのレベルは大きく向上しているはず。
誰に褒められなくとも、誰に望まれなくても、ただひたすらに原稿に向かい、執筆を続ける。単純明快ゆえに難しい。そんな果てのない大航海になります。
覚悟を決めましょう。そして漕ぎ出しましょう。あなたの作品と、それを求める編集者が、大海原のどこかにいることを信じて。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます