第14話 お願いがある

――――――管理者室。


「おっさん。」

「なんだ」

「お願いがあって来た」

「断る」

「まだなんも言ってねぇから」

「『瑠花』のことか?」

「違う。」

「じゃあなんだ。」



「……俺を機械に繋いで欲しい。」

「どういう意味だ?」


僕は無言で管理者おっさんにある動画を見せた。


「おーまた凄いな。」

「こんなの普通の女は楽しくないだろ。」

「まぁな。」


―――――――――。


『この部屋出たら直ぐにドアがある。白いドアだ。そこに行け。』


―――――――――。

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