夏のはじまり
「2人とも忘れ物とかはしてないかな?」
「うん」「してない!」
「じゃあ1学期は今日で終わりです。楽しい夏休みを過ごしてね」
今日で1学期が終わり楽しい楽しい夏休みが始まる
「2人ともお帰り」
家に着くと京が出迎えてくれた
「「ただいま」」
「夏休みの予定を決めたいから手洗ったら居間に来てくれる?」
「みんなもう帰ってるの?」
「帰ってるよ」
・・・
「全員揃ったね」
「いつもはこんなことしないのにどうしたの?」
陸人が聞く
「年上組たちは来年ここにはいないでしょ?みんなで何かできたら良いなと思って」
「なるほど」
(そっか…4人とも寮のある学校志望してるのか)
「何かって?」
「どこか遊びに行くとかかな」
「それを今から決めるのか」
「正解。例年通りみんなの予定をまとめた表があるから…これを見ながら決めていこうか」
(全員が空いてる日は…たくさんあるな)
「なぁ…予定追加していい?」
「もちろん」
「文化祭?」
「そう。
・・・
「今年はいつもと違うな」
「勉強もしっかりしつつ遊ばないと」
「俺らは年上組が集中できるように協力しないと!」
「心」
「何?」
「…何でもない」
(たぶんプールのことだな…)
同一人物だとしたら僕が女の子ということを知っているはずだ
予定
8/2.3 朔&真ん中、末っ子組:神代学園の文化祭へ
8/7.8 全員で泊まり
8/11~16 帰省する人のみ帰省
8/21p.m 剣術大会(予定)
8/29 宿題確認
8/30 プール
8/31 掃除
異端児 しー @shinshino
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