第23話 武器チェック

そう言えば武器の性能を鑑定していなかったな

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アスラ


天魔羅刹 星夜月光

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名前以外いまいちわからん。急に意味わからんなこれは。

アスラかどこから取った意味かはわからんな。

厨二心くすぐる四字熟語だな

意味はわからないけど、感じ的に魔法系とアステルクス鉱石の特性な感じかな


「次のやつ見つけたぞ。あれだ。」


「よ〜し。性能チェックと行こうか

魔力の流しやすさもよしと、っせい!」


「さっきからやりすぎだって、何本木を切るんだよ」


やっべ、加減がわからんな。

切れ味よすぎ、まあ燃料として伐採しようと思ってたから

結果オーライだな


「一旦戻ろうヤタ。チェックは終わったから仕切り直しだ。」


「了解。ここは思ったより広いから次の階層まで

時間かかりそうだな。こっちだ行くぞ」


「そうだよな〜前回の迷宮型は先まで行けばわかったけど

ここは森だからな。どうやって見つけるか」



ふ〜戻ってきたな。

とりあえずやばいな。装備も魔法も。

とりあえず苦戦はしなさそうなんだけど。

剣技をもっと身につけないとボスには苦戦もしくは勝てなくなるな。

体感時間の午前はレベル上げで午後は技術を上げるのに尽力するかな


「今日はどうするんだ?性能のチェックは終わったけどどうする?」


「いやここが森なら、もしかしたら薬草とかあるかもだし、

香草もあるかもしれないからそっちをとりあえず集めるかな」


塩がなくてもハーブ類があればもう少し美味しくご飯を楽しめるからな

飯なんてどうでもいいから、早く外に出ろ、飽きた?

俺はここに何日いるかもわからないんだから、食っていうのは大事なんだよ

行軍するのにも美味しいご飯が必要なんだよ。

ここがヤギで前回までが3層牛ならここも3層と考えて

36層か、いやに中途半端だなそしたら他にも何かあるよな


「とりあえず敵いる位置だけ教えてくれ。

積極的には戦わないけど、いたら倒すぐらいのイメージでよろしく。

ついでに次の階段とか探しつつで行くぞ」


「了解。いたら教えるよ。」


お〜思ったより色々落ちてる。

時期とか温度とか関係なくあるのかな?

何がいつ採取可能なのかはわからないんだけど


何が1番いいって、湖のセーフゾーンがあったってことだな。

しかも果物があったってことだな。

見たこともあるし名前もおんなじなんだけど

魔力があるって点が違うかな。魔力があると何が違うのかがわからないんだけど


「ヤタ、果物とかに魔力が宿ってるけど

あるのとないのだと何が違うんだ?」


「このダンジョンにあるものは全部魔力が宿っていると思うんだけど

もっと大気にある魔力濃度が低いと、植物には魔力が宿らないんだ。

で、魔力濃度が濃ければ濃いほど、美味しくもなるし、

副作用的なものが宿るものがあるんだ。1番有名なのは若返るとかかな

ここより何十倍も濃くないとそんなものはできないけどな」


「じゃあこのさっきリンゴが成っていた木に俺が魔力を注げば

そういう副次効果のある実が成ることもあるのか?」


「そういう実験は知識にないけど、

こういう木も魔力を自然に吸収してそれを吐き出しているんだよ。

わかりやすくいうと魔力版の光合成みたいなもんだ。

だから、こちらから魔力を無理やりその中に入れると

吐き出す魔力の量も必然的に多く成るわけだ。

そうすると、魔力が入っていた器が壊れて、枯れるか破裂するんじゃないか」


ほ〜んやっぱりそう上手く作れるわけでもないな

じゃあどうやったらその木自体の器を増やして魔力の呼吸量をどう増やすかを

考えて色々検証しないといけないな。

まあ頭の片隅にでも置いておくかな。


で、手に入れたのは果物系がりんごにオレンジ、レモンに1番好きな梨があった。

季節とか関係なくめちゃくちゃ色々あったな、場所は大体覚えてて

リンゴエリアにオレンジエリアみたいに急になっている果物が変わるって感じ

丸い円の中心にこの果物類がなっていて、そこに何匹か一緒にヤギがいたから

狩をするときに中心に向かって狩をしてたら数も狩れるし、果物も手に入る

一石二鳥とはこのことだね!


香草はパセリにバジル、ミント、ローズマリー、シソ、が手に入った。

他にもある気がするんだけど、鑑定しても草としか出ないから


俺が見た目を知ってるこの5つしか取らなかったんだよね。

で、この湖のほとりに薬草系がなっているんだよね。

これと湖自体に他より多く魔力があるから目視で確認しにきたらセーフゾンだったんだよね。ラッキーだったよ

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