第21話 考察

「で、なんででてくるものがわかるかっていうと

星ってことと牛ってこと」


「それがなんだっていうんだよ」


「地球には神話の中にいろんな逸話があって

色々あってほしにして星座にしたみたいなものがいっぱいあって、

多分数にして90くらい星座があったと思うんだけど、

その中に黄道十二宮てものがあってその中に牡牛座ってのがあるんだよ。

ま〜多分カラス座ってのもあるんだと思うよ。

だから覚醒者も多くても90人くらいまでしかいないと思うんだよ。

その前段階の選定前の適応者はどのくらいいるかわからないけどな」


「だからその黄道十二宮っつうものがこれからの

でてくる魔物っていう推測なわけだな練」


「ま〜一部想像がつかない奴もいるんだが

半分以上は名前のまんまのやつがいると思うから

でてくる魔物がわかるってわけよ。」


「ほ〜ん。じゃあ武器の方に戻るか?」


「じゃあもどるか。どこまで説明したっけ?」


「アステルクス鉱石がどういうものかっていうところまで話したぞ」


「そうだそうだ。

じゃあ戻るけど魔力の内包しているってことと、

強度が上がるってことは魔力を貯める器って考えたんだよ。

でここで考えるのは俺の魔力精錬スキルについてだ。

このスキルは使った感触的に、魔力の密度?みたいなものをどんどん上げている感じなんだよ。

で、俺には吸収があるから俺の意識がある限り魔力は無限なわけよ。

だから、アステルクス鉱石の器いっぱいに魔力を詰めてやろうと考えたわけよ」


「なるほどな。精錬に吸収に具現化か、

それに適応で全て直観的に最善のものができるわけだな。

それを視覚的に魔眼で見えるからミスも起きないと。

よく考えると、お前のスキルはやばいな」


「俺も思うよ。最初の記憶継承だけってのは最大のデバフだったのがわかったよ。なんのスキルを元に記憶継承にしたのかは謎だけどな」


「それはわからんな。全部ひっくるめても記憶継承にならなそうだしな」


「じゃあ続けるぞ。

それで魔石も中に魔力があって封じ込めているようにみえたんだよ。

だから、鉱石にためた魔力が外に出ないようにコーティングするイメージで使ったんだ。1時間もかかったのは多分だけど鉱石には普通の魔力と同じ量の密度の高い精錬魔力を溜め込んで魔石が足りるだけ押し込められたってことで時間がかかったんだと思うよ。

100個も使ったからどんどんどんどんコーティングできたってわけ。

だから、最初にヤタが言った魔力を無理やり押し込んだような武器になったってことなんだと思うよ」


「改めて考えるとやばいな。それの性能星鎧擬似的に武器になったみたいなもんだろ。そこまで魔力を込めれば強度も尋常じゃないわけだろ。

それに今は第2精錬って言ってたからもっと上の武器が作れるってわけだろ」


「まあそうなんだが。いまは第3精錬までできるようになったぞ。

1時間も精錬に集中すれば魔力適応まであるからそのぐらいできるぞ。

まだ、レベルが足りないのか練度が足りないのかわからないけど

第4精錬の兆しも掴めてないけどな。」


レベルがトリガーな気がするんだけど。

まだ、第3精錬も使ったことないからどのくらいの威力が出ているかわからないんだけど。


「もうお前に多少のレベル差とか関係ないんじゃないか?

その剣はそのくらいやばいと思うぞ。

しかも、アステルクス鉱石があれば量産もできるのか」


「誰かのためには作らないと思うぜ。作った武器に責任持てないからな。

それに、剣技しかないから剣以外使わねーし使う気もないぞ。

剣だけでも色々あるけど自分用だけだったら、鉱石も足りそうだし。」


「それでもやばいって。こんな武器を覚醒者全員が持ったら

ダンジョンが駆逐されちまうぜ」


「ドロップとかがあるから、資源目的で駆逐しなさそうだけどね」


人間はどんな世界だって根本は変わらないだろ。

じゃあこの森を探索しますかね。

装備の性能テストだ!

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