第12話 順調

この階層にとどまって多分一週間くらい。

多分っていうのは時間がどのくらい経っているかわからないのと

寝て起きてを7回しているからだな。


「自分のスキルについてもなんとなくわかってきたな。

ステータスも結構上がってアイツらじゃレベルが上がらなくなってきたな」


「そらそうだろもうほぼ同レベやん。

いつ次の階層に行くのか教えて欲しいぜ。何回急かしたことか。」


「悪かったな俺は石橋は叩きまくるタイプなんだ。」


「叩きすぎて壊れるんじゃないか?」


「黙っとけ!」


で、ステータスはこんな感じになったぜ

_______

翡翠 練

・Level 32・

・スキル・

魔力精錬 魔力適応 魔力具現化

魔力吸収 魔眼 剣技 幸運

_______


やっぱりレベル以外は変わらずだね。

どうよ君たち俺の一週間の頑張りを、尊敬しなおしたかい?

今の所、魔力具現化と剣技は死蔵してるがな。

みんな聞いてほしい、魔力を精錬することのヤバさを


「誰に喋りかけてんだよ」


「俺の心の声に茶々入れんなや」


「俺に言っても反応が薄いからだろ?顔に出過ぎなんだよ」


....なぜみんながレベル差のあるミノタウロスを何体も殺せたか疑問でしょう。

その答えは魔力を精錬するということなのです。

精錬とは魔力をより密度の高いものと練り上げ威力を上げるものだったのです。

これを無意識にしていたから最初のボスミノタウロスにも勝てたのです。

これを意識的にすることによってより魔力に適応しレベル差がある奴らを

ゴミのように吐き捨てられるのです。

ちなみにいま意識的に第2精錬までできます。

どのくらいかというと、........分かりません

意識的にはできるが、敵が一緒だから耐久力一緒だし第一精錬だけでも一撃なんだもん。

だからご想像にお任せします。


「終わったか?なげ〜よそろそろ目指すんだろ下の階層」


「ああそうだよ。装備も最初とは比べられないくらいにいいからな」


「ほれ、装備の紹介もしてやれよ。そのイマジナリーフレンドたちに。」


「マジでお前のこと嫌いになりそうだぜ。」


じゃあ装備の紹介をするぜ。と言ってもそんなに服装は変わってないんだけどな。

じゅあまずこの外套から

_____

黒衣の外套


・魔力を通すことで、気配を希薄にすることができる

魔力を流すことで修復し、汚れと匂いを浄化する

_____


これは結構当たりの魔法具だね、見た目が厨二病みたいにならなければ。

でも、マジックバックみたいに効果が上がらないんだよんね

魔力精錬が関係していてそれで効果が上がっていたと思ったんだけどな。

ここに送ったやつがめんどくさくてマジックバックの効果も偽装してて

魔力を流すことでそれが解けたのかな。

大は小を兼ねるから小さいマジックバックを持ってなかったのかな?

....わからん。謎は深まるばかりですねみなさん

後の魔法具はそこまでのものはなかったかな、筋力アップの指輪とか魔力アップの指輪とかかな。このまま行くと指じゃらじゃらだよ。

魔石も肉も数えてないからいっぱいあるよ


「急にめんどくさくなるなよ最後までしっかりやれよ」


「別にいいだろ、武器一つも出ないんだから」


幸運様仕事をしてください。剣技がかわいそうです。

あと魔力具現化はイマイチわからん

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