このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(264文字)
瞬発力と凝縮感短い物語の中に、否応なく壮大な背景と世界観を感じずにはいられません。乾いた感情と、汚れた社会の中に生きる人間というものの、哀しさ生きるということにまっすぐであるならば彼らの行いに善悪の定義を当てはめるなどナンセンスだ白々しく流れる宗教放送がどこか冷めた視線を、後押ししているようで印象的です
作者様の信念を感じる作品です。カッコよくて、切ない。ぜひ読んでほしい作品です。