第4話 発覚するそれぞれの特徴

「はい、できたぞ」

「やった〜!」

「ありがとう」


そう言って、2人はすぐに来た。


「あれ、雪音は?」

「寝てるんじゃないかな?」


そうなの?まだ作ってって言われてから30分しか経ってないけど?


「おーい、雪音ー?ご飯できたよー?」


しばらくして階段を降りてくる音と共に眠そうにしてる雪音が現れた。


「眠いの?」

「ん、眠い」

「そっか、まあご飯できたから食べちゃお」

「ん」


そう言って4人で席について食べ始めた。


「やっぱりおいし〜!」

「「おいしい」」

「そっか、ならよかった」


美味しそうに食べてくれる3人を見て、とりあえず安心できた。朝はそこまでちゃんと作れなかったからな。






「「「ごちそうさまでした」」」

「お粗末さまでした」

「片付けは私がやるね〜!」

「ありがと」


澪がそう言ってくれたので、俺たちはゆっくりすることにした。


「ねえ、晴人、ゲームしよう?」

「いいけど、何やりたい?」

「これ」


そう言って差し出してきたのは、最大4人までで戦うゲームだ。


「わかった、澪が終わったらみんなでやろっか」

「うん!」







しばらくして、、、


「ねえ、雪菜強すぎじゃない?」

「え、そう?」

「うん」


そう、今のところ15戦くらいやっているが、全部雪菜が勝っている。

今に関しては、3対1にしたのにだ。


「次、これやりたい」


そう言って雪音はトーナメント形式のものを指差してきた。


「いいよ、みんなもいい?」

「「いいよ」」

「じゃあやろっか」


そう言ってモードをトーナメントにする。面白そうなのでCPUは入れることにした。


「やった」


それでもなお結果は変わらず。もう、どうしようもないな、これは。


「ねえ〜、次こっちのゲームやろうよ〜」


そう言って澪はいろんなミニゲームがあるゲームを出してきた。


「「「いいよ」」」






「やった〜!また私の勝ち〜!」


うん、この人たちほんとに何?頭脳系のゲームにしたからワンチャンあるかなって思ったのに、今度は澪の無双ですか。もう嫌になりそう。そう考えていると、雪音のスマホに電話がかかってきた。


〜〜〜♪


「はい」

「はい」

「はい」

「わかりました」


ブツッ


え、はやっ。え、そんな電話って早く終わるものなの?


「またあの人〜?」

「うん」

「「あの人って?」」

「言ってもいい?」


そう確認を取る雪菜に対し雪音は秒で頷く。


「実は、雪音は小説を書いててね?そのマネージャーさんからの電話だったの!」

「はい?」


この3人、絶対なんか得意なのあるじゃんか。俺だけ得意なことないの悲しいんですけど。


「うん、まあ3人ともすごいってことはわかった」

「「「なんか私たちがすごいみたいなこと言ってるね?」」」

「うん、そうだけど?」

「「「絶対、晴人の方がすごいのにね」」」

「?なんか言った?」

「「「何も?」」」


ほんとに聞こえなくて聞いたのにそう返された時になぜか3人は少し怒っていた。眠いのかな?

まあ、とにかく3人とも秀でてることがわかった。うん、すごい悲しい。俺も得意なことあったらなぁ〜。








第4話です!

しばらく投稿してなくてごめんなさい。

学校でテストあったり、部活の大会があったりいろいろ忙しくて3ヶ月投稿できませんでした。これからも、近況ノートに書いた1週間に1話はまだ忙しいので厳しいかもしれないんですけど不定期で書ける時に書いていきますので温かい目で見守っていただけると嬉しいです。

次話では、晴人の隠していることがバレる回をやりたいと思います。

(ゲームの時に晴人は女の子に華を持たせようと手を抜いています。これは理解していてください。これがわかってないとこれからの話と矛盾が生まれます。)

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