第3話 一瞬でバレるw
「なんで⁉︎なんであいつなの⁉︎」
「嘘だよね⁉︎」
「おいあいつ処そうぜ」
「お、奇遇だな!俺も同じこと思ってた」
3人が俺の名を口にした瞬間、クラス中の人が3人に質問攻めをしていた。何人か物騒なのいる気がするけど気のせい?とりあえず、あの教室の隅でぶつぶつなにかを言っている男子たちは後ろから刺されないように気を付けておこう。
「「別に私たちが誰を選ぼうとあなたたちに関係ないのでは?」」
すごい。いつもみんなに優しい雪音と雪菜がちょっと怒ってる。
「ってなわけで、私たちの邪魔をしようとする人は許さないからね?」
ひっ。澪さん?笑顔が逆に怖いっす。
「ねー、晴人ー?」
「今日のご飯はどうしますか?」
え、今この流れで俺に話しかける?さらにその話題?
「好きなもの言ってくれればなんでも作るけど?」
「「「やった〜!」」」
3人は全力で喜んで考えとくね!と言って去っていった。
っておいちょっと待て。話しかけるのはまだいいとして、俺はどうすりゃあいいんだよ?絶対このあとあそこの軍勢に囲まれて質問攻めに会うんだぞ?いいのか?そう心の中で言っても、もう3人は見えなくなっていた。
「ねぇ、あの3人って普段どんななの?」
「お前ぇゆるさねぇぞ!」
あ、終わったな。俺の平穏な生活はどこへやら。
後ほど、自宅にて。
「で?なんか言いたいことある?」
「「「ごめんなさい」」」
うん、なんていい子たちなんだ。
「とりあえずこの騒ぎをどうにかしてね?」
「「「なんで?」」」
「俺の平穏な学校生活を取り戻すために」
「「「わかった」」」
あれ、なんかいつもですます調の人が普通の話してるんだけど、気のせい?
「あ、とりあえず今日はカレーでお願い!」
今?まあ、作るけども?
「はいはい」
こうして、一瞬にして学校に広まってしまったw
第3話です!
えー遅くなったのと短いのはごめんなさい。
学校と新作考えてたら遅くなりました。
新作もぜひ読んでくれると嬉しいです。
https://kakuyomu.jp/works/16818093077118120764
↑拝啓僕を殺した君たちへ〜僕を生まれ変わらせた彼女と共に〜
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