第3話 旅の始まり〜龍の源〜

死龍の技『死龍の舞』に助けて貰ってから、「技が無いとまた助けて貰う事になるのも流石に死龍に申し訳ないと」考え旅に出る事になった。

生聖龍「行く宛てとか、考えてあるの?」

死龍「ない。なんなら強くなるまで帰らん。」

生聖龍「帰らないって、強くなるまで故郷ふるさとに帰れないって事?」

死龍「そうだ。あっ、いいもん渡して置く。」

生聖龍「なにこれ?」

死龍「これは龍の源。こいつは自分の想いや感情に比例して、特大の恩恵を受けることができる。」

生聖龍「恩恵?どういう恩恵が受けるの?」

死龍「知らん。旅の途中途中に恩恵がわかっていくだろう。」

龍の源は生聖龍に反応した。

その名は生龍の源と呼ばれて言った。

生聖龍「この源、凄い光ったけど…。」

死龍「生聖龍が触れた事でこの源は『あなたの物となりました』と言う反応だ。そして技も記憶することが出来る。」

生聖龍「意外と機能が多いんだね。」

死龍「慣れだな。」

死龍が龍の源の説明を終える頃には当たりは夕暮れ時になっていました。

死龍「とりあえずキリもいいしどっかに泊まっていくか。」

そして、本格的な旅が始まって行くのであった。



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