第19話

こうして、私は年を取ってこの世を去りました享年70才。

満足です。縁談を断りまくったおかげでバードという伴侶と出会えて、生涯をともに過ごすことができて、子供を2人授かって。

2人とも美形で、2人の縁談には苦労したけど、何とか出来て、家族が増えて、孫もできた。



スイは確か、鍛冶職人の方が俺には向いてるってケイゴのお父さんに弟子入りしていたわね。お父さんもまさか孫が弟子入りしてくるとは思っていなかっただろうなぁ。


ケイゴとルリの間にはさらに男の子と女の子が生まれた。ケイゴは女の子を望んでいたし、剣士を継ぐような子がいたらなぁって思っていたんだろうなぁ。



バード商会はおかげさまで、大きくなりましたとも。ラルク商会とはライバルのような友人のような?関係です。バード商会はライクに跡を継いでもらうようです。

ライクはというと…。ナデシコの下に弟が生まれたものの商会の経営に興味がないようで…。私は無理矢理とかは好かないのでかまいません。


何故でしょう?ナデシコが商会の経営に興味を持っているらしく。楽しく親バカを発揮しながらナデシコと仕事をしているようです。

そういうわけで、バード商会はバード→ライク→ナデシコというように継がれていくようです。それにしても…スイもナデシコもまぁ他の孫たちもですが、もう結婚してもいい歳なんですけど…。



あれですね。家族みんな顔面偏差値が高いので、外部の人はなかなか結婚相手としては難しいのです。揃いも揃ってメンクイに育ったのですか…。人の事言えないので、何とも言えません。


そんなだけど、みんなそれぞれ幸せに人生を送ったようで何よりです。

私が死んだ時、バード泣いたり凹んだりしてくれたかな?

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ワガママ令嬢には釣書が1通 @satomi1112

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