第17話
椿第3王女が結婚できるようになった(東方の国の基準)ので、早速超素早くライクは椿王女を迎えに東方の国へ行った。
そんなに急がなくても王女は逃げないのに…。
東方の国にて王との謁見を経て王女と対面となった。
ライクはいきなり王女にキスをぶちかました。
当然椿様はファーストキスだったんでしょうね。雰囲気ってものも何にもなし。
椿様にちょっと怒られます。当然のことながら。
怒ったのは王もですけど。それを見てバードも怒りました。
結婚式はルリ同様にシンゼンシキを行います。
今回は新郎の方を見ます。
「歩きにくそうだけど、それ大丈夫?」と聞くと、
「それも試練だよ」と返された。何様のつもりなんだ?この新郎?
椿様は本当にキレイになっていた。
王が公式の場に出さない気持ちもわかる!隠しておきたい…じゃなくて、自分だけが愛でたい。
それがライクになるなんてなぁ。王としてはやるせないような気持ちだろうなぁ。
でも椿様がライクを望んでいたし。微妙~。
式が終わった後に我が家の人たちをツバキ様に紹介した。
私はリラ。バード商会長夫人。ライクの母親
バード。バード商会商会長。ライクの父親
ルリ。ライクの妹。
ケイゴ。ルリの旦那様。剣士。
スイ。ルリとケイゴの息子。
こんなところかなぁ?追々覚えるでしょう。
「まぁ、可愛らしい。赤ちゃんもいるのね!私も早く赤ちゃんが欲しいわ!」
ライクの眼がギラついた。こいつはマジだ。大丈夫?降嫁したとはいえ、王女だったんだからね!初夜だし。心配だ…。
旅館の別棟にライクとツバキ様が泊まる事となっている。
無粋な事はしないでおこう。でもなぁ、ライク20才、ツバキ様18才だし、どうなるんだろう?
ルリの時同様明後日までそっとしておこう。
バードは国王が飲み明かすので付き合っている。バードが先に酔いつぶれるだろう。今回はこんな事もあろうかと、事前にディスプに強力な二日酔いの薬を処方してもらっている。
国王は泣き上戸だったと後に聞いた。ツバキ様の昔話から永遠と現在に至るまでどんなに可愛いかを熱く語ってもいたらしい。絡み酒?
ライクはあっさりツバキ様を妊娠させた。
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