第2話 将来の目標はお嫁さん(きらら編)

*きららの話は敬語口調で書く予定です。


 琢磨君はおいしそうに、ご飯を食べていました。その姿を見ていると、料理に対するモチベーションは大きくアップします。


 バリエーションはまだまだといったところです。胃袋をつかむために、100種類くらいのデパートリーは覚えていこうと思っています。飽きさせないことは、重要なことなのではないでしょうか。


 小学生時代は親しくしてくれていたのに、中学校からは声をかける機会は激減してしまいました。もどかしさを感じるも、突破口をどのように切り開くのかわかりませんでした。


 二人は高校生になりました。このままではいけないと思い、ご飯を作ることを、琢磨君のおかあさんに提案します。すぐに快諾し、琢磨君の朝食、弁当、夕食を作ることになりました。


 学校に通いながら、三食を作るのは大変なのはわかっています。それでも、大好きな人に接近するためには、これくらいは当然だと思っています。アクションを起こさなければ、誰かに奪われてしまいます。


 同じ学校なので、登校も一緒にします。学校中の全員に、二人はラブラブであることを認知させたいですね。事実と異なっていたとしても、既成事実を作ってしまえばこちらの勝ちですね。世の中はそんなものです。


 小学校時代みたいに、一緒にお風呂に入るのもいいですね。琢磨君の性欲を大いに刺激して、Hなことをさせるのが狙いです。性的なことをしたあかつきには、エッチ、スケベといやらしい声でいってあげます。男の本能を見せなかったときは、臆病者扱いしますからね。


 将来の目標は、琢磨君のお嫁さんになることです。最高に幸せな家庭を築いていければと思っています。

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