第4話「さあ、準備だ」

「そうとまれば、てもってもられなくなってきたぞ。地球の海へ行く準備をしなければ」

 サソリーはやる気にちた声で言いました。

「アルタイル、ありがとう。地球へ、行ってきます!」

「おう、がんばれよ。ふたりとも、大研究を楽しんで!」

 アルタイルも応援おうえんしてくれました。

 サソリーとアンタレスはアルタイルの家をあとにしました。

 宇宙船『きらきら号』に乗って、まず惑星わくせい『さそり座』に帰ります。

 サソリーとアンタレスは一緒に、研究に必要な道具を出してきて、宇宙船に積み込み始めました。

 ペンやノートはたっぷりと。

 ふた付きの試験管しけんかん、フラスコ、ビーカーなども沢山。

 ルーペ、顕微鏡けんびきょう望遠鏡ぼうえんきょうなども何種類か用意しました。

 カメラはきちんと動くか確認してから。

 宇宙の地図もちゃんと持って。

博士はかせ、準備ばっちりです」

 アンタレスが言いました。

「うん、準備万端じゅんびばんたんだ」

 サソリーも言いました。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る