実は皆んな隠キャ、いや、人見知り

ネオミャウ太

第1話

ある混雑した酒場に4人の男女が相席のせいで一つのテーブルに集まっていた。


「あなた達はどうして、ここに来たんですか?」


と『冷血無火れいけつむかのジョン』が口火を切る、すると『氷の微笑み《アイシクルフェイス》のミヨ』が冷静に


「1人で飲みたくて」


と答えると『無風ナッシングストームのギャビー』と『土仮面クレイのドグ』が眉を動かさず


「「俺もだ」」


と同時に答えてるとギャビーとドグはお互いの顔を一瞬だけ見て前を見る。


その後4人は注文もせずに座っていた、そんな時ジョンが立ち上がり


「すまない、仕事の時間の様だ」


と言い放つと他の3人は頷いてから立ち上がり


「私もそろそろのようね」「俺も仕事だ」「俺もだ」


と一斉に言い放つ、すると4人は頷き一斉に席に座る。


席に座ると4人は気まずそうにお互いの顔を見合い


「いや、まだ時間があったと思ってな」


「簡単な仕事だから、時間がかからないと思って」


「仕事を報告するだけだからいつでも良いか」


「多少飲んでも間に合うと思ってな」


と4人は言い訳を言い、無言になる。


しばらく座っていると店員がきて


「お客様、注文は何に致しましょう」


と聞いてくると4人は一瞬お互いの顔を見て黙ってしまう。


「お客様、どういたしましょう」


と再度店員が聞いてきたが4人は黙ったままだった。


すると店員は諦めて


「注文、お決まりになりましたら呼んでください」


と言うと立ち去ってしまう。


その後4人は黙ったまま過ごし、朝を迎える、すると店員が4人のテーブルに来て


「申し訳ありませんがお客様、閉店の時間になりました、お帰りいただけますでしょうか」


と言うと4人は定員に向かって飛び切りの笑顔で


「「「「分かりました」」」」


と言うと4人は店を出て行くのである。



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実は皆んな隠キャ、いや、人見知り ネオミャウ太 @neomyuta

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