第3話学徒兵の出兵
純平が震電を貰って1年が経った。
目が覚めると、外で騒がしい陸軍分列行進曲が流れていた。
外では学生さんが軍服や銃を身につけながら行進していた。
「こんな17歳ぐらいのまだ未来ある学生さんが戦場に行っていいのか?」
という疑問を抱きながら身支度をした。
いつものように訓練所で訓練していると、
ラジオから「本日は昭和18年10月21日。誇り高き学徒兵は、天皇陛下の見送りを受けながら出兵しました。」と流れてきた。
俺は気の毒に感じ、心の中で(こんな戦争をしていいのか?)という感情を持ち始めた。
同時に「じきに特攻をしなければならないのか。」と嫌になってきた。
そして2年後、新たな戦いが幕が開けるのだった。
次回へ続く……
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