第12話  人生のテーマ“愛”⑫

さて、愛についてですが……


好きでもない人から告白されたとき、どうしたらいいのでしょうか?

告白された際、断ったらずっと恨まれました。

断ってはいけないのでしょうか?


僕は断られたら、好きな人の幸せを祈りますが……

祈ってくれない人も多々いらっしゃるんですよね


断られても、自分のものにならなくても

幸せを祈れるのが本当の愛ではないでしょうか?


でも、断らずにすむように

相思相愛でいられるのが1番いいのですが …



ちょっとズレたことを言いますが

告白する前のドキドキっていいですよね。

期待と不安! 人生の醍醐味の1つですね。


僕は誰かを愛していないとダメなんです。

誰も愛していないと心に穴が開いたみたいになります。

誰かを愛していると心の穴が塞がって満たされます。


片想いでいいんです。

早く誰かを好きになりたい。


早くドキドキワクワクしたいです。

その日が来るのを待っています。


告白っていいですよね。

結果はどうあれ

告白するのもされるのも良いですね!



そういえば、僕の告白から始まり


僕は風俗嬢と同棲したことがあります。

いやあ……彼女の仕事にヤキモチを焼きました。

彼女の仕事にヤキモチを焼きました。


ですが、次第に楽になってきて…気にならなくなりました。

“僕が寛大になったのか?”

“心がすり減って麻痺してしまったのか?”


はてさて、どちらでしょう?


もし“寛大”になれたのであれば

目標である無償の愛に近づけたのでしょうが…

多分… 麻痺したのだと思います。

人間の順応力・適応力ですね。

環境に慣れるようです。



そうそう

僕はニューハーフの人と付き合ったこともあります。

手術を重ねたということで、ほぼ完全に外見は女性でした。


良い人でした。顔もめちゃくちゃかわいいし、一緒に歩いたら周りの人が振り返るくらいでした。

背も低くて160cmくらいでした。僕が169cmなので、まあ、調度いい感じでした。

その人は男心も女心も両方わかっている人だったと思います。

僕のことも理解してくれました。理解してもらえたことが嬉しかったです。


あの頃は“愛”に浸って暖かかったように思えます。

結局、いろいろあって別れましたけど

期間限定とはいえ“愛”が、そこにあったのではないか?と思います。


勿論、究極の話、愛は変わらず永遠に!と思っていますので、

期間限定なら、結局は愛とは呼べないでしょう。


 でも、確かにそこにはあったんです。あったはずなんです。暖かいものがあったと思ったんです。その時は……。


 その人は素敵な人でした。


 

 また話は変わりますが、元彼と比較されますよね?


 彼女の元カレがすごい男だったら嫌ですね? 僕は嫌です。

 元カレがプロ野球選手という女性とお付き合いしたことがあります。

 そんなの……比較されたら負けちゃうじゃないですか。


 でも、そのプロ野球選手が何人もの女性と付き合っていて、

 大勢の中の1人、都合のいい女であることに疲れて僕の所に来てくれたんですけど。


 まあ、気を遣いました。


 負けたくなかったんです。でも、何かと負けてましたけど。


 僕、頑張りました。


 結果的には(結婚には至りませんでしたが)良い恋愛が出来たと思います。

 ただ、元カレに嫉妬したのは初めての経験でした。

 ダメですね。嫉妬しては。愛するなら、そんな過去も含めて受け止めないと。

 僕はどこまで出来ていたのでしょう? わかりませんけど。


 逆に、元カレが非道い人だと楽ですね。

 普通に接しているだけで喜んでもらえますから。

 それも比較されてのことですが。



  歳をとってくると、互いの歴史を受け入れ合わないといけませんよね。

 でも、歳をとった方がお互いに受け入れやすくなるような気がします。







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