第8話
時は、4月22日の朝8時50分頃であった。
ところ変わって、
休憩室にいるお弁当係の従業員さんたちが注文の電話をかけていた。
そこへ、
(ガーン!!)
思い切りブチ切れた
「なにすんだよ!!」
「なんでオレの分を注文した!?」
「上の人が表に記載されている人数分を注文しなさいと言うたんや!!」
「オドレぶっ殺してやる!!」
(ガツーン!!ガツーン!!)
思い切りブチ切れた
殴られた従業員さんが倒れた。
思い切りブチ切れた
「ふざけるなこのやろう!!先々週、おれたちをないがしろにしてお見合いバスツアーに参加したことを怒ってるのだよ!!」
「お見合いバスツアーは、班の割り当てで…ああ!!」
(ガーン!!)
思い切りブチ切れた
「ふざけるなこのやろう!!オドレが出会ったオンナよこせ!!オンナよこせよこのやろう!!」
思い切りブチ切れた
その後、
ふざけるな…
オドレらばかり幸せになりやがって…
やっつけてやる!!
それから数分後であった。
時は、午前10時半頃であった。
ところ変わって、富田新港にある
この時、敷地内で社内恋愛で結婚を決めたカップルさんたちの事前撮りが行われていた。
「オドレらぶっ殺してやる!!オンナよこせ!!ワーッ!!ワーッ!!」
思い切りブチ切れた
その後、
時は、午前11時過ぎであった。
またところ変わって、
大広間に
警察署に保護された時、
そして、この家に帰宅した。
ご夫婦は、ものすごくつらい表情で
「
「
ご夫婦から言われた
「おちいまでチャレンジしろだと!!ふざけるな!!」
ご夫婦は、困った声で
「
「おちいまの人たちは、
「拒否する!!」
「なんで拒否するのだよ…」
「あんたらはおれにどうしろと言うのだ!?」
「私たちは、おちいまにいてほしい…」
「オレは
「そのことについては、わしの知人の弁護士さんを通じて上(愛媛県信連)の人に頼むから…」
「できるわけないよ!!」
「それじゃあ、
「今から漬け物工場へ行って、お兄さまががんばっている姿を見たらどう?」
ご夫婦からあつかましく言われた
またところ変わって、宅間にある漬け物製造工場にて…
仮出所して帰宅したあと、保護司の紹介でここ(漬け物製造工場)に再就職した。
時は、正午を過ぎた頃であった。
社長さんが
「
ところ変わって、休憩室にて…
この時であった。
やきそばヘアでサングラスをかけていて、ももけたハラマキ姿で
「あっ、ここにいやしたか〜」
「なんだよあんた!!」
「まあそないに言わんでもええやん…久しぶりに会えたのによ~」
「帰れ!!帰れと言うたら帰れクソチンピラ!!」
この時、
「おいコラクソガキ!!わしのことをクソチンピラと言うたな!!」
「クソチンピラをクソチンピラと言うたらいかんのか!?」
「なんやオドレ!!オドレは今仮出所中だろ…仮出所の身の人間がそななもめ事を起こしたらどないなるのかわかったんか!?」
「仮が取れるようにと思ってがんばって来たけど…ムショに戻りたいんだよ…」
「なんや…ムショに戻りたいのか?」
「ああ…」
「やめとけやめとけ…仮でも出所できたことに感謝せえよ…まあええわ…」
「おいコラクソガキ!!」
「なんだよ〜」
「4月12日の夜…
「知らねーよ!!」
「なにィ!!知らねーだと!!」
「あんたはオレにどうせえと言うのだ!?」
「コースト(代償)をはらえといよんや!!」
「コースト払えだと!?」
「払うのか払わないのかどっちだ!?」
「あんたに払うコーストなんかねえんだよ!!」
「ないだと!?」
「あんたが
「なんやオドレ!!」
思い切りブチ切れた
この時、別の従業員さんが通りかかったので
「ああ、どうもすいやせん…なんでもございませんので…へえ…」
別の従業員さんが休憩室から立ち去ったあと、
「きょうはこのくらいにしとくわ…せやけどオレは、
「あんたも、晴れて仮が取れる日をめざしてせいぜいがんばれよ…ほな…」
その後、
あのやろう…
仮が取れる日をめざしてせいぜいがんばれよ…ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ…だと…
ふざけるな!!
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