第9話
時は、4月23日の午前11時頃であった。
ところ変わって、
さいさいきて屋で働き始めた
だからがんばって行くしかない…
…と
時は、夕方6時頃であった。
家の前に
「きょうはありがとうございました…また明日もよろしくお願いします〜」
パートさんは『それではまた明日…』と言うたあと帰宅した。
ところ変わって、家の大広間にて…
テーブルの上には、
テーブルには、
「
「ああ。」
「どんなお仕事をしたの?」
「陳列棚に商品を並べる仕事…」
「お弁当は残さずに食べれたの?」
「なんだよ〜」
「おかあさんは、心配だから聞いてるのよ…
「聞かなくても分かるよ〜」
「さいさいきて屋のみなさまはみんなやさしい人たちが多いからやって行けるよね…」
「分かってるよ~」
このあと、みんなは『いただきます〜』と言うて晩ごはんを食べようとした。
(ジリリリリリリン…)
この時、うぐいす色のプッシュホンのベルがけたたましく鳴っていた。
「なんだよ!!また電話かよ!!」
「すぐ終わるから待ってね。」
「電話をかけた人が早く出てと言うてるのよ…すぐ終わるから待ってね…」
「もしもし
受話器のスピーカーから不気味な声で『オレだ!!』と聞こえた。
声のぬしは
「あの…どちらへお電話なされていますか?」
受話器のスピーカーから
「大西町宮脇の
「
またところ変わって、大西町山之内の
この時間、公民館の近辺に人はいなかった。
また、この付近の農道を走っている車は1台も通っていなかった。
電話ボックスにいる
「おいコラ!!
(チャリンチャリンチャリンチャリン…)
「おいコラ!!つべこべ言わずに
(チャリンチャリンチャリンチャリン…)
「あんた、
受話器のスピーカーから
「やめてください!!」
「なにがやめてくださいだ…あんたは他にもあられもないことをしていたのだぞ!!…あんたがマッチングアプリを使って男をあさりまくっていたのを知ってるのだぞ!!」
「やめて!!」
「まあええわ…きょうはこのくらいにしとくわ…けど、オレは
(ガチャーン!!ジャラジャラジャラジャラ…)
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