第27話 素顔を見せないこと

だんだんリアルな世界では

素顔を見せると

話が合わない


パズルのピースがぐちゃぐちゃな感覚だ


違う自分を

過去の自分を引っ張り出した感覚で

話さないといけない気がした


やはり違うフィールドで働き始めると

否定されることが多いというか

認められないらしい

やってることがおかしいみたいな

感覚で言われる


目の前のことに集中しているだけなのに


バトルが生じるから

争いごとをさけるには


前の自分を取り出す


記憶の引き出しから引っ張り出した方が

無難かもしれない


何にでもない真っさらな自分なら

相手にされるだろう


どうしてこうにも生きにくい世界なんだ


一般的な会社勤めの方には

理解し難いようだ


クリエイターの世界とは

困ったもんだ


同じ仲間同士にしか

わかり得ない空間なんだろう



まだまだ上がりたらない

もっともっと上がらないと


目標はまっすぐに

ひたすらやり続けることだけだ


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