51.太公望とその影武者の関係性萌えを語る
風の色
淡雪様作(X:@CnuAsv)
https://kakuyomu.jp/works/16817330653543910332/episodes/16817330653543997864
from呂望 to呂尚
石英の中華風のペンダント
※アクセサリー写真は近況ノートから
https://kakuyomu.jp/users/yamachi_s/news/16818093087516753491
まずはじめにお断りをば。このやまち、三国志をはじめとする中国の歴史に全く触れずにここ(三十路過ぎ)までやって来ております。それ故、語り途中におかしな点発生する可能性がございます。予めご了承ください…とまあ、げろ甘な自己弁護をしたところで語らせていただきます。
まずは個人的にお気に入りなプロローグ。古代中国の深淵を覗く、壮大な物語のはじまりはじまり…なのですが、ここで主役である呂尚さんが軽快な語り口調で物語の概要を話してくれたのであまり身構えずに読み始められました。呂望さんと呂尚さんという存在に俄然興味が湧いてくるそんなはじまり。やまちのように様々な媒体で語られてきていながら中国史に触れてこなかった人でも取っつきやすいのではないでしょうか。歴史の隙間に光を当て、新たな物語を紡ぎ出すというのは、好きでなければ、愛がなければできないことでしょう。
本編も美しい文章と時折挿入される異国の言葉が物語に深みを与え、古代中国の世界へと没入させてくれました。単に歴史の事実を忠実に再現されてしまいがちな歴史小説ですが、本書は登場人物たちの心の動きや時代背景を丁寧に書き出されており、歴史小説としても、ある意味異世界小説としても楽しめる作品だと思います。まだ物語は始まったばかりですが、壮大なスケールと登場人物たちの魅力的なキャラクター性に引き込まれること間違いなし!
今後、呂望さんがどのようにして「太公望」と呼ばれる存在へと成長していくのか、その呂望さんを呂尚さんがどのように支え活躍を見せるのか、今後の展開と築かれていくふたりの関係性が非常に楽しみ!
繰り返しになりますが、本作品は古代中国の歴史に興味がある読者だけでなく、物語の世界にどっぷりと浸りたい読者にも非常におすすめです。
さて、アクセサリーのお話をば。
リクエストは、日頃苦労かけている呂尚さんを労う為のペンダントのプレゼント…夕暮れの窓辺から見える畑を、寂しそうに眺めている呂尚さんを励ますように彼の目の前に手をかざす呂望さん。一度握り、再び開いた手には…と、ドエモいシチュエーションもいただいております。
小説内に呂望さんが幼い頃石英を大切に握りしめていたという描写があり、師匠の元から旅立つときにもそれも一緒に持っていっているんですよね。
なので、自分の半身ともいえる呂尚さんにも同じようなものを持っていて欲しいんじゃないかなぁなんて。そして、労いのプレゼントということなので、中華風の少し豪華なデザインにしてみました!
受け取った呂尚さんは「こんな高そうなものを寄越すくらいならもう少し苦労をかけないでくれ…」と思いつつも、しっかり毎日服の中に忍ばせておけば良いと思いますよ( ̄ー ̄)ニヤリ
今回はここまで!それでは解散ッ!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます