36.コントラバス弾きの少女とフルート吹きの少女の関係性萌えを語る

三角形のディスコード

阪淳志様作(X:@shitsuanba)

https://ncode.syosetu.com/n7883io/

from未乃梨 to千鶴

コントラバスのイニシャルブレスレット

※アクセ写真は近況ノートから



 はい、百合×三角関係。最高でございます。

 また、彼女たちの恋愛模様が吹奏楽とオーケストラという音楽によって彩られることで、より鮮烈なものになっているように感じます。


 まだ連載中の物語ですので、三角形に決着はついていないのですが、この自称関係性萌えソムリエ、せっかくなので個人的にお気に入りの千鶴ちゃん×未乃梨ちゃんコンビについて語らせていただこうかなと。

 ふたりの関係性は中学時代からの親友ということで。…はたから見ていると完全に恋人同士なのですがね。無自覚恋人ムーブは非常にうまうまですし、その後自分の気持ちに少しずつ気づいていく過程もうまうまなので何も問題はございませんが。

 物語のはじまりは、吹奏楽部出身でフルート経験者の未乃梨ちゃんが部活を決めかねていた千鶴ちゃんにコントラバスを進め、吹奏楽部に半ば強引に入部させるところからはじまります。

 やまちはこの強引ムーブ&受け手のまんざらでもなさそうな感じ大好物です。彼女の中で未乃梨ちゃんの意見というのがかなり重要位置を占めているというのがよくわかりますからね。楽器に運命を感じたというのも素敵ですが、この時点では千鶴ちゃんは楽器<未乃梨ちゃんなのがわかって良きでした。

 ただ、吹奏楽部に誘ったによって千鶴ちゃんの世界は広がってしまったわけです。より長く一緒にいるために誘ったはずなのに、コントラバスを進めてしまったがために、千鶴ちゃんはヴァイオリン弾きの凛々子さんに出会い、吹奏楽以外の音楽の世界も知ってしまった。未乃梨ちゃんのこのジレンマとこれによって生まれてしまった独占欲と嫉妬心…非常に味わい深かったです。


 あと、『三角形のディスコード』というタイトルが非常に好みでして。あらすじより引用させていただきますが、ディスコードとは時に音楽を鮮やかに描き、時に聴く者の耳を惹き付けるクライマックスを呼ぶ、欠くべからざる「不協和音」とのこと。恋も音楽もという欲張りなストーリーであることが一発でわかってとても良い...


 さて、アクセサリーのお話を。

 リクエストは未乃梨ちゃんから千鶴ちゃんへ贈るブレスレットで頂戴いたしました。

 ふたりで買い物に出かけて千鶴ちゃんの服を選んであげるあたり、未乃梨ちゃんファッションセンス高そうだなぁと。

 なので、デザイン結構迷いました。

 最初は未乃梨ちゃんのトレードマークである髪のリボンに揃えて、リボンブレスレットにしようかなとも思ったのですが、やまちの想像の中の千鶴ちゃんリボンがあまり似合わないのと、自分から進んで着けようとするイメージがいまいち湧かず…(千鶴ちゃんごめん…)


 というわけで、ビーズとゴールドチェーンのライトなデザインのブレスレットに仕上げました。未乃梨ちゃんが選んだ私服に合わせやすいといいなと。

 コントラバスとイニシャルのチャームで、千鶴ちゃん専用感が出て結果良かったかなと思っております!

 そして未乃梨ちゃんは、フルートとイニシャルのチャームがついた色違いのもの間違いなく買っていることでしょう。


 ちなみに友人同士のプレゼントにもぴったりなブレスレットですが、「束縛」を意味すると言われています。もっとライトに「いつも身近に自分を感じてほしい」「ずっと一緒にいたい」という思いで贈っても良いですが。


 千鶴ちゃんも自分にはもったいないなぁと思いつつ、大事にしてくれるんじゃないかと。その内、私服の時だけつけるのももったいないなとかで、スクールバッグにチャームとしてつけてくれそうな予感がしております。

 んで、未乃梨ちゃんがキャッキャしてくれたらいいですよね。

 んで、私はそんなふたりを見守るすれ違いモブになりたい。


 今回はここまで!

 それでは解散っ!!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る