14.不憫な聖女とモフモフな騎士の関係性萌えを語る

獣国に嫁がされた豊穣の聖女ですが、「妻がいるのに勝手に来られても困る」と真っ当なことを言われ返品事案です

猫じゃらし様作(X:nekokusa222)

https://ncode.syosetu.com/n5819iu/


fromアイルルス toレティシア

モフモフとグリーンリボンのヘアクリップ

※アクセサリー写真は近況ノートから

https://kakuyomu.jp/users/yamachi_s/news/16818093076123995612



 タイトルで大体の事情を把握できる本作…そりゃ返品事案にもなるでしょう笑

 こういう追放ものの王子は大体頭お花畑ですが、この話の王太子は頭一つ抜きんでているように感じます。そんな王太子を支えてきたレティシアちゃんの気苦労は計り知れませんね…。送り付けられた先の獅子王がまともな人物であったことがせめてもの救いです。早々に残念なバカのいる国に返品されそうになっていましたが。


 そして、返品の手続きがされている間のレティシアちゃんの警護担当になったのがレッサーパンダのアイルルス君です。

 こういう追放ものでヒロインのお相手として出会うのは、だいたいがカッコいい肉食獣というのが定石なので、この騎士が可愛いというアイディアには脱帽でした。そのアイディアのお陰で、ラストで彼の正体が明かされるシーンがますます引き立っておりすごい手法だなぁと。


 アイルルス君の容姿が耳の先から尻尾と足の先までとても細やかに描写されている点に作者様のレッサーパンダへの愛を感じました。やまちもあのあざと可愛いモフモフ毛玉大好きです。レティシアちゃんがことあるごとに「かわいい」とつぶやいてしまうのにも納得です。緊張感もなく、見ているだけで癒されそうで羨ましい。よく考えたら守ってくれて癒やしもくれて抱きしめて頬ずりできる騎士って最高じゃないですか、しかも人型になったら可愛い系のイケメンと…何だこの欲張り贅沢パック。うらやまけしからん、もっとやれ。



 …とまあ、僻みはこのあたりにしてアクセサリーのお話を。

 タイトルの獣と豊穣の聖女という言葉から、花を飾ったモフモフした何かということはほぼ確定していました。

 作中に登場した花冠をアイルルスクンが作り方を教えてもらってレティシアちゃんのために…という 妄想もしたのですが、それだと彼の一番の魅力であるモフモフ感が足りない…と。

 優秀な王子であるアイルルス君のことなので、これからどんどん忙しくなるでしょう。レティシアちゃんが少し寂しさを感じる時間が増えてしまうのでは?その寂しさを少しでも埋めてくれる、すぐにアイルルス君を感じられるものが良いのでは思った次第です。


 そして出来上がったのが、モフモフリボンのヘアクリップです。アイルルス君のモフモフな毛並みをイメージしたトップに、豊穣の聖女を彷彿させるグリーンの花柄リボンを合せてみました。

 モフモフのトップに飾ったのは薔薇の花。ちなみに3本で『愛しています』という花言葉になります。人型になれば、サラッと愛の言葉を囁やけるアイルルス君には不要かもしれませんが…


 ヘアクリップを渡すときはできればレッサーパンダの姿で、「キュルルル」と鳴きながらだとエモいですね。レティシアちゃんは髪飾りとアイルルス君をまとめてもふもふしてくれたら良いと思います!



 それでは解散っ!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る