10.水槽学部部長と副部長の関係性萌えを語る

すいすいっ!~翠涼学園水槽学部~

たかはた睦様作(X:@txkxhxtx69)

https://novelup.plus/story/949942095

from光青 to志麻

アートアクアリウム展のイニシャルストラップ

※アクセサリー写真は近況ノートから

https://kakuyomu.jp/users/yamachi_s/news/16818093075785591030


 お家アクアリウム入門書にぴったりな小説と言っても過言ではないでしょう。文章だけのはずなのに、眼の前にきれいな水槽とたゆたう魚たちが浮かび上がってくる!

 幼少期にめだかやどじょうの飼育経験があるとはいえ、主人公の礼ちゃんと同じレベルの知識量…水槽環境をもっと整えてあげればよかったなあと後悔の念すら湧いてきます。


 そして、気の合う仲間に囲まれているからこそかもしれませんが、水槽学部の全員が自分のこだわりや理念をオープンにして生き生きと活動しているのが素敵だなと。

 やまちは結果が全てのごりごりの運動部でしたが、こういう青春も経験してみたかったなぁと改めて思わせて来るのもこの小説の魅力の一つでしょう。

 主要人物登場人物たちの名前が魚にちなんでいるのも面白くて一見の価値ありです。

 あと学園が埼玉県某所にあるという事で、埼玉在住のやまちにとって耳なじみのある地名が多く所々でにまにましてしまいました…


 そんな小説の中で自称関係性萌えソムリエが気に入ったのは、部長の光青くんと副部長の志麻ちゃんの幼馴染カップルです……そう、カップルです。

 幼馴染で(ふたりの出会いの詳細は是非第六魚の『小さな鯉のメロディ』をチェック)部員から好かれるしっかりものの部長と副部長でと属性過多めなふたりですが、そんなふたりからしか摂取できない甘ーい関係性が最高でした。ありがとうございます。

 特に部員にお付き合いがバレるシーン(一部を除いて既にバレていましたが)よ……お互いがお互いを大好きな感じがもうたまらんでしたね。


 さて、アクセサリーのお話をば。

 水槽イメージのレジンチャームに志麻ちゃんの名前の由来である『ゼブラダニオ』というお魚のカラーで構成したビーズを合わせました。年の割にしっかりしている印象の光青くんと志麻ちゃんですが、こういうアイテムは年相応のモノを付けていてほしいなあというやまちの願望がデザインに現れました。


 また、今回はこのアイテムが登場するエピソードを書くかもとのことで、シチュエーション等いつもより具体的に考えながら作りました。

 全編読んで思ったこと…それは水槽学部全員で都内の水族館とかアクアリウム展に遠征行ってキャッキャ遊んでほしいということです。

 王道ですが、志麻ちゃんが期間限定のアクアリウム展に光青くんにデートのお誘いをしたつもりがなんやかんやで部員全員で行くことに…的なはじまりだと面白いなと。

 イニシャルストラップは、デートのつもりが部活の遠征になってしまったことを悔いた光青くんがショップでこっそり購入していて、帰り道に志麻ちゃんにプレゼントすればいいと思うんですよ。彼は好きな女の子にこういう気遣いができる男です(断言)

 んで、後日仕切り直しでふたりでまたお出掛けすればいいんですよ。そこで似たようなイニシャルストラップを買って、お揃いだねなんて笑いあってくれればいいんです。

 このふたりが引き続き甘く充実した青春を送ってくれることを心よりお願い申し上げます。



 今回はここまで。それでは、解散ッ

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る