3.家猫と野良猫の関係性萌えを語る

思い出の日記

福子様作(X:@295no3po_books)

https://sutekibungei.com/novels/811f99cc-1f16-4be5-9f5b-f3505f60e325


from健太 toクロ

三つ編みとクローバーの首輪(ブレスレット)

※アクセサリーの写真は近況ノートから

https://kakuyomu.jp/users/yamachi_s/news/16818093075174920848




 こちらの小説ではは萌えというよりは尊みよりの幸福な関係性を味あわせていただきました。


 愛され何不自由なく生き外の世界を知らない健太と、逆に自由ではあるものの外の世界の恐ろしさを知るクロという構図が対照的で、家猫と野良猫だからこその関係性がほっこりじんわりする作品でした。


 外がいい、家がいいと一方的に自分の立場を押し付けるようなことはせず、お互いに自身の考えをちゃんと伝えあえる対等な立場が良かったです。

 どちらかの立場が明らかに間違っていて片方が正しい方へ導くという構図の関係性も大好きなのですが、健太とクロの関係性についてはどちらが間違っているとは言い切れないので。(人間からすれば当然家猫として生きてくれた方が良いでしょうが、猫本人がそう思っているかは正直わかりませんからね)


 最後のクロの選択にほろりとくるのも、健太に強く迫られたからではなくクロ自身がよく考えて、健太との交流があったからこそ出せた答えだからだと思うのです。

 そして、健太がクロとの邂逅を新たな友人たちに堂々と話せるのも、会えなくても話せてなくても彼は今間違いなく幸せだと確信しているからなのでしょう。



 さて、モチーフアクセについてです。

 こちらは「猫ちゃんが主人公だから首輪!」…風のブレスレットにしようという安直な考えのもと生まれました。しかも読む前から…そして、奇跡的に条件が揃ったので「家猫として生きることを決断したクロへ贈る祝福の首輪」というイメージで作らせていただきました。


 猫ちゃんの首輪について調べたところ、事故防止で万が一のときは簡単に留め具が外れるものやゴム製のものが主流ということだったのでそれに則りました。


 ゴムを三つ編みにしたのは、クロの飼い主さんとお揃いにするため。クールなクロなので「…いらない」と最初は断りそうですが、「飼い主さんとお揃いだよ!」と押せば渋々受け取ってくれそうな気がするんですよね…ムフフ

 金の輪っかはクロの眼をイメージしてみました。彼の毛並みにも映えるはず!


 四葉のクローバーのチャームはクロの今後の幸せを祝福して…家猫として行きてきた健太ならば、お姉ちゃん経由でクローバーが幸せの象徴ってことを知っていてもおかしくないんじゃないかなと。

 逆にクロはなんか見たことがある雑草の形くらいに思って深くは突っ込まず。後々、三つ編みの飼い主さんから四葉のクローバーの話を聞いて「…ふん」くらいの反応をしてくれたらエモいなぁと思うわけですよ。



 今回はじんわりしたお話だったこともあり、関係性萌え語りもおとなしめでお送りさせていただきました。


 それでは、解散っ!





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