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21世紀(3)フィリップ・コンタミーヌ『シャルル七世』感想文後半への応援コメント
これは感想文どころか立派な要約、解説ですね。
小説で見知ったシャルル7世を、自分で読み深めてみたい時の最初の資料としてこれは最適かもしれませんね。
日本語翻訳版が出るならぜひ手にとってみたいです。そして巻末の解説はしんのさんのこの文章を採択頂きたいなぁ🥰
作者からの返信
応援コメントありがとうございます。
シャルル七世について知りたければ、コンタミーヌの著書がもっともスタンダードかつ最新情報だと思います。
好きな人には私訳を見せたい所ですが著作権に引っかかってしまうので…
おっしゃる通り、感想という名の要約ですw
出版不況の折、翻訳版は需要が見込めないと難しいかと。
引き続きシャルル七世を推して参ります!
19世紀初頭(3)ヴィルマン「柔らかく軽やかな手」への応援コメント
「しかし、シャルル七世の手は、いたるところの傷に触れた。
休息(repos)が傷を癒し、フランスは無意識のうちに進歩してよみがえり、ある日ついに、愛する王のもとで団結し、強く、平和であることに気づいたのだ。」
この描写、すごく良いですね~
本編の中にも、王の手は人を癒す的なエピソードがありましたっけ。
作者からの返信
応援コメントありがとうございます。
言い伝えによると、フランス王は瘰癧(るいれき)を癒す力があるとか。
ヴィルマンのこの文章、王にまつわる伝説を意識した比喩表現なのかもしれませんね。翻訳したときは全然気づかなかった!
シャルル七世のプレジャーズ・オブ・ライフ(2)哲学者エピクロスへの応援コメント
快楽の文言が多いなーと思いながら本稿中の様々な人物評を追っていたので、その本来の意味が判ってスッキリしました。ありがとうございます。
精神的な快楽、Well-being、それだ!って納得しました。言語も時代も文化も違う中で編まれた文章を理解するのって至難の業なんだなーと改めて思います。
だからこそコンタミーヌさんは「実際に果たした役割」を示すのが適切と判断したのかも。
実は快楽の他に気になる単語として「自然」があります。シャルティエさんの残した文を読んでいて、同時代や後世の現地人はどんなニュアンスで使ってたんだろう?と感じたので。その用例の一端がここで読めたのは収穫でした✨
作者からの返信
コメントありがとうございます。
執筆中は「快楽」の本当の意味に注目してましたが、確かに…
シャルティエの演説と遺作に出てくる「自然」もシャルル七世の特徴づける要素ですね。
王でありながら権威主義ではなく、自然体で気さくな人。
そんな感じでしょうか。