第2戦!『勇者の欲望』の短編を改変~あらすじの検討
あらすじです。
今のカクヨムでのあらすじはこうなっています。
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かつて戦場で出会った魔王は圧倒的な魔力と美しさと可愛さでオレを虜にした。そんな魔王を絶対にオレのものにしてやる。そう誓ったオレは欲望を押し隠して突き進む。そして仲間の聖女と騎士とともに今、ついに魔王の間に辿り着いたんだ。今日こそ魔王を倒し、オレのものにしてやるぜ。「邪魔すんな聖女!なんか魔法強くない?やめてぇぇぇえええぇえええええええええ」果たして勇者であるオレの欲望は成就するのか?こうご期待。
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あらすじってどう書けばいいんだっけ?
ということで、初枝れんげ様の動画より、良いあらすじ(とタグとあとがき)についてお勉強。
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【小説の書き方講座/初心者向け】小説家になろうでブックマークを得て小説家になる方法として、あらすじ、タグ、後書きを正しく書くことが必須です。出来てないと読者に読まれません。
https://youtu.be/YVi_iF1hFaI?si=tY0ftzmWScygbMe3
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今回は"初枝れんげ"が、"はじめた連携"に。
導線的には
①タイトル→②タグ→③第一話
①タイトル→②あらすじ→③第一話
➀タイトル→②あらすじ、タグ→③第一話
らしいです。
ここで注意はタイトルで期待させたことに合っているあらすじとタグであること、とのことです。
□あらすじの作り方
タイトルは、
『魔王討伐のあかつきには俺を捨てようとたくらんでいる聖女たちの所業は、俺が全て内緒で配信していた。『つまり証拠ばっちりだよ、ば~か』。こんなやつらはポイして俺は美しい魔王と愛し合うよ、さようなら!』
です。
ここから考えてあらすじに入れるべき要素を以下のように考えました。
・異世界ものであることの説明
・追放ものであることの説明
・無能と蔑まれて追放されるくだりがいる……あっ。
魔王を倒したのに無能とは……。
ハーレムの主としての無能……勃たない……は避けるべき?
一人を愛したいにするか……。
この時点でだいぶ変化球になってしまってるような気がするけども。
となると、聖女や女戦士は愛を得られないようにする必要がある?
徐々に破滅……アホ男ばっかりに引っかかるとかかな?
・破滅するまでをあらすじに書いておくこと、と。
うむむむむ。
難しいな。
タイトルから考えると、こんなキャラ設定かな?
こうすれば主人公である勇者は王侯貴族世界においては無能にできる一方で、暗殺されずに出ていけるかな?
主人公(=勇者)視点
・魔王が愛しい。魔王が欲しい。魔王が心のよりどころ。存在を認めてくれるから。
・国王が孤児院から見つけてきて育てた人材。勇者の称号持ち。
・国王には恩義を感じているが、それ以外の王族、貴族は彼にとってただの芋。王族、貴族にとっても勇者はただの戦力。
聖女視点
・王女であり聖女でもある彼女は魔王を倒すのは自らの使命と思っている。
・勇者と添い遂げる気はない。魔王討伐にあたっては利用しやすい便利な
・魔王を倒したら勇者が死んでくれるのがベスト。次点は国外追放。
・勇者を孤立させたいので女騎士は金でつなぎとめている。
女騎士視点 ※女戦士より女騎士のほうが話に合うため変更。
・聖女の護衛のはずだったが度重なる死線を超えて守銭奴へ。今を享楽的に暮らす。
・聖女同様に勇者に魅力を感じていない。
国王視点
・魔王を倒してほしい。そのために優秀な子に支援している中で勇者を見つけた。
・勇者となるほどのものの力を王族に取り込みたいが、王族からも貴族からも反対されていて、せめて殺さず、追放程度にとどめたいと思っている。
一方で魔王が勇者と一緒にいる理由も必要ですよね。一緒にいても問題ない理由という方がわかりやすいでしょうか?ただ単に勇者が魔族や魔王を打倒しただけならただの敵だし、それを愛してたらかなり頭おかしいですよね。力だけが正義!みたいなのもありますが。
魔王視点
・魔王は魔族が生きられる世界を願っている。
・魔族以外の全ての種族は魔族を嫌っていて会話すらしない。
・勇者だけは魔王と会話している。しかも、彼の配信で魔族を虐待の対象にしていないことがわかっている。(なぜか彼の配信が見える。魔神の導きか?)
・侵略戦争には負けてもある程度の領土は確保した。
・魔王自身は勇者に負けたことで魔王ではなくなってしまう。
・次の魔王は仲が悪い種族から選ばれている。それによって魔族の国に居場所がなくなった。
・自分と勇者がともにあればいつか魔族が世界に溶け込むきっかけになるかも、と夢見ている。
これくらいにしたら、頭おかしくはないですよね?おかしいですか?
魔族でも浮いていて、世界では当然浮いていて、でも勇者だけは受け入れてくれる、のであれば、勇者に惚れてくれないかな?
くらいのイメージです。僕ではこれ以上書けない気がするので、これでいきます!
神の思惑
・勇者が配信の魔道具を拾ったのは偶然。
・勇者の配信が面白かった。欲望丸出し感とか。
・魔神は魔王に選んだ相手を不幸にしたいわけではない。力が正義!みたいなのが多い魔族の中で現実的な落としどころを探る現魔王に対して、こんな相手もいるぞ、と勇者の配信を魔王に見せたのは気まぐれ……。
で、あらすじ……。
もう一度出しますが、タイトルは、
『魔王討伐のあかつきには俺を捨てようとたくらんでいる聖女たちの所業は、俺が全て内緒で配信していた。『つまり証拠ばっちりだよ、ば~か』。こんなやつらはポイして俺は美しい魔王と愛し合うよ、さようなら!』
です。
ここから読み取れることは……
・ファンタジーである。
・魔王討伐前である。
・聖女をポイして魔王と添い遂げる
・証拠を押さえられた聖女をポイするシーンがある?
↓↓↓こんな感じでしょうか?↓↓↓
* * *
とても強力な戦士である勇者。慈悲深く強力な魔法使いである聖女。婚約している彼らは協力して魔族と戦ってきて、いよいよ残すは最後の戦い・魔王戦のみ。
しかし勇者は平民出身であり、魔王討伐後の王侯貴族の世界では役立たずなことから、聖女は魔王討伐後に密かに彼を追放しようと画策している。
そんな勇者は過去の戦場での戦いの中で魔王に惹かれており、魔王もまた勇者に惹かれている。さらに勇者は秘密の魔道具で聖女達の悪だくみを知っていた。
そして迎えた勇者パーティの最後の戦いである魔王戦。
それぞれ秘めた思いを少しだけ漂わせながらも激しい戦いが繰り広げられ、勇者は無事に魔王を逃がし、自身も逃亡を図る。
そうとは知らず聖女は思惑通り勇者を追放したものの、内政でも外交でも問題だらけで、次第に民心が離れ、王国は滅亡の道を歩む。
一方、勇者は魔王と再開し、
* * *
なろうRawi ランク:EX 6,866ポイント!
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