身体の組織だけでなく、記憶や思考までもがクローニングできると、生の概念が希薄になっていくように思います。クローニングを重ねて、生きることへの執着や子孫を残すための性欲が代々薄らいでいったとき、クローンは積み重なっていく人生に、生きることの意味を見出すことができるのか。結局は、いつか「クローンを作らない(完全な自分の死)」という選択をするのではないかなと……
クローニングを重ねていくことで、クローンはどんな思考になっていくのか。興味が湧いてきます(物語の趣旨と違うかもしれない感想で申し訳ございません……!)
作者からの返信
こんばんは。作者です。
読んで頂きありがとうございます。
『物語の趣旨と違うかもしれない感想で申し訳ございません……!』
いやいや。私が書ききれなかったトコロへと思考を伸ばしてくださってありがとうございます。
『クローンは積み重なっていく人生に、生きることの意味を見出すことができるのか。』
これは中々難しいように思えます。
下東さんの仰るように、結局、完全な自分の死を選ぶ…ハメになる事になるのかな、と。
詰まらないヒューマニズムですが…一回こっきり時間制限付きの人生だからこそ、人は生きることの意味を見出そうとする…んだと私は思います。
クローンを題材にして書く作品良いですよね。また来ますね。
作者からの返信
こんばんは。作者です。
読んで頂きありがとうございます。
クローンは創作意欲を刺激しますよねえ(´・ω・`)思考実験にうってつけです。