第24話 突然の部屋訪問

結月さんに、時々からかわれ、ドキドキしながらも楽しく家への帰り道を歩いていると、


結月さんが、

「あ!!わたるくんの家だ!!もうすぐで着くね!!」



「そうですね!!今日のメニューは、なんだろう....?」



「う〜ん....。でも、雫さんの料理は全部美味しいから、何でも嬉しいな!!」



そんな会話を二人でしていた。

そうして、家の玄関についた。


――――ガチャ


「ただいま〜」

「お邪魔しま〜す。」


すると、向こうのほうからバタバタと足音が聞こえて、


「あ!!結月ちゃん!!いらっしゃい!!」


「お久しぶりです!!雫さん!!わたるくんの入学式ぶりですね!!」


「だね!!今日は、ゆっくりしていってね!!」


お母さんと結月さんが楽しそうに二人で話していたので、自分は邪魔だろうと、自分の部屋へと帰った。



そして、ベットに一目散へと飛び乗り、

「ふぅ〜〜。」

と、一息つきスマホを触っていると、


――――コンコン

「失礼しま〜す。」

そう言って、結月さんが部屋に入ってきた。



「え!?結月さん!!」



「久しぶりだなぁ〜この部屋。何年ぶりだっけ...?」



「どうしたんですか!?」



「うん?ちょっと暇だなぁ〜って」


「え.....」


「あ!!久しぶりにゲームでもしようよ!!」


「ゲームですか....?」


「うん.....だめ....?」


「いや、全然嫌じゃないです!!」


「そっか!!それならよかった!!じゃあ、隣に座るね?」


「え!?」


「うん?」


「いや、なんでもないです.......。」


そういって、結月さんが隣に座ってきた。


(結月さんが、隣に......めっちゃ緊張するんだが......!!)



結月さんが、隣にいるせいか、意識がそっちに向かってしまい、自分が得意なゲームだったはずなのに、なかなか集中できず、初心者の結月さんと、ほぼ互角だった。



そうして、30分ほどゲームを二人でしていると、

お母さんが、

「二人とも〜、ごはんできたよ〜」


「あ、ごはんできたって!!ぞれじゃあ、ゲームはここらへんで終わりかなぁ〜」


「そうですね...もっとしたかったですけど....」


「久しぶりだけど楽しかったね!!」


「はい!!」



「ごはん、楽しみだなぁ〜私、先に行ってくるね?」


「はい、少し片付けてから僕も行きます」


「ありがとね!!」


そういって、結月さんが、部屋を出ていった。



(結月さんとのゲーム.....楽しいけど.....緊張する....!!)


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜お読みいただきありがとうございました!!

いつか、ゆうたくんと雫ちゃんの過去エピソードも書きたいな....と思っている筆者でした!!

良かったら、星、♡、フォロー、コメントも是非!!

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