第15話 帰り道

いろいろなことがあった、ショッピングモールからの帰り道。


助手席に、雫を乗せ、運転をしているのだが、


俺はものすごく緊張している!!


(緊張するだろぉーーーーーーーーー!!だって!!あんな誘われ方したんだぞ!!最近、どんどん雫が積極的になっている気がするんだが...........)


まあ、それは置いといて、


(なんなんだ!!この無言の時間!!)


ショッピングモールは、住んでいる街の郊外にあるため、自宅まで車で運転すると、1時間ほどかかるのだが、ショッピングモールを出て15分程。ほとんど、お互いに、会話がないのである!!


(どうすればいいんだ!?)


なんとなく、居心地が悪く、なにか話そうとは思うのだが、なかなか、話題が出てこない。


そうして、考えていると、


とあることを心の中で、思いついた。


(俺、いつもやられっぱなしじゃない!?)


よくよく考えるとそうだった。

今日の下着の件も、結婚記念日の時も!!


そこで、


(俺だってやってやるんだぞ!!ってところを見せるんだ!!)


(でも、どうすればいいんだろ....)



そうして考えると、あることを思いついた。


雫に、


「ねえ、雫。寄りたいところがあるんだけど、寄ってもいいかな?」


ぼーっとしてたのか雫が、驚いた様子で、


「え!!う、うん!!」


「そっか、良かった!!」

(ふははっははは!!これが、俺のやり方だ!!)




そうして、20分ほど運転して、目的地についた。


(どうだ!!ここは!!そう、''ラブホテル''だ!!)


これで、驚いだだろ!!


「ゆうたくん....ここって....」


「え、どうかした.....?」


「いや、その。。。ここって....」


「ラブホテルだけど。どうかした?」

(どうだ!?)


「そうだよね.....じゃあ、行こっか?」


「え....?」


「行かないの?」


「え、いや....その。。。その、驚かすつもりで、来たから...行くつもりは....」


そうすると、雫が泣きそうな顔をしながら、

「え、行かないの.......そっか...」


「行こっか!!」


「えっ....」


そうして、雫の手を引き、ラブホテルへと向かった。

(そんな顔されたら行かないわけにはいかないじゃん!!)













またまた、自爆しちゃう.......

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜お読みいただきありがとうございました!!


4万PV達成しました!!感謝です!!


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