第12話 *雫視点6

朝、私は目覚めた。


今、私はとても緊張している!


なぜなら、昨晩.......



(なんで、あんなこと言っちゃたんだろ...「じゃあ言うね.....しよ..//??」

って!!!!)



~~~~~~~~~~~~~回想中~~~~~~~~~~~


どうしよ.....


だって.....


お風呂をゆうたくんと入って、ベットでスマホを触ってると.....



『あんた、誘えたの?』



って!!凛ちゃんから!!

びっくりしすぎて、ゆうたくんに気が付かれそうだったんだから!!


そして、

『いや...まだというか....』



『なに恥ずかしがってんのよ』



『違うの!!お風呂には一緒に入ったの!!』



すると、今まで、すぐに返事が来たのに、10分ほど返信が来なかったので、

不思議に思い、


『どうかした。。。?』



『ごめんごめん。あんたの行動にびっくりしすぎて、失神してただけだから』



『え!!大丈夫!?』



『そんなことはどうでもいいから、はやくさっきの話を聞かせなさい‼』



『いや....でも...』



『いいから!!は・や・く!!』



『いや....その...なんていうか......さっき、言った通り、お風呂にゆうたくんと入っただけだよ...?』



『ごめん。まだ、あんまり理解できてないんだけど...』



『そう...?えーっと、私から誘って....』



そうすると、また5分ほど、返信が返って来ず、


『は!?あんたが!?』


『べ、べ、べつにいいじゃん.....』


『だって、結婚10年目のくせに、未だに素直になれなず拗らせているあの雫よ!!びっくりするでしょ!!』


『いや...そこまで、言わなくてもいいんじゃ.........』


『毎日、相談される私の身にもなってみなさいよ!!』


『それは....はい.....すいません...』


『まあ、いいわ。あなたとお話するのは楽しいし....』


『凛ちゃん......』


『で?????』


『『で????』ってなに!?』


『いやいや、そこからどうすんのって話でしょ!?』


『どうすんのって..言われても.......』


『はい!?』


『え...?』


『あんた....大事なこと忘れてない...?』


『え.....?』


『いや、あんた、お風呂誘うだけで満足して、もう片方誘うの忘れてんじゃん....』


『あ.....』


『あんたってほんと天然っていうか....』


『ね、ね、ねえ...どうすればいいかな!?』


『どうもこうもないわよ。誘うだけよ』


『それが難しいんでしょ!?』


『あんたは、天然のくせにいっちょ前にエッチな下着とか買ってる

’’むっつり’’のくせに何を言ってるんだか...』


『う、う、うるさい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!私だって誘うぐらいできるし!!』


『あら、そう......なら楽しみね。明日、報告待ってるわ。ばいば〜い』



「――えっ。」


あれ、凛ちゃん...?


でも、私だってそれくらい出来るし....!!

もうどうにでもなれぇーーーーーー...!!



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~回想終了~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


そんな勢い任せでいったのが昨日......


恥ずかしすぎる!!


ま、ま....まあ...その...今までで一番良かったけど.........


違う!!違う!!


これからどう、ゆうたくんと話せばいいのぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!







〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜3万PV達成しました!!こんなにたくさんの方に読んでいただき、驚きしかありません................

ありがとうございます!!

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