第11話 お出かけ

朝、雫とのひと悶着を終え、朝食を取り終えた。


今日は、日曜日で休日であり、のんびりとコーヒーを飲んでいると...


「あの...ゆうたくん...?」


「はい...何でしょう...」




このとき、俺は思った....

(次は、何だ....!?)



雫が、

「えーっと.....」


「うん?」


「ショッピングモールに行きたいなって......」


「え....」


「嫌だった...?」


「いや‼そんなことはなくて‼」


「じゃあ、どうして...?」


「えーっと...少し、拍子抜けというか...,」


「どういうこと...?」


「何と言うか....もう少し、過激な事を要求されるんじゃないかと....」



すると、雫が少し顔を赤くしながら、

「過激なこと要求されたかったの....?」



「――っ‼」

(やばい!!妻が積極的すぎるんだが....!!)




自分が、そう思いながら悶えていると....

突然、雫が近寄ってきて...



「「――んっ」」


お互いの唇を合わせた。



「今は、これで我慢してね...?」


そう言いながら、顔を赤くした雫が向こうへと去っていった....。




「......俺、今までで一番ドキドキしてるんだが...」


そう思いながら、雫の後ろ姿をみて、


「俺、やられてばっかじゃん.....。次こそは俺が.....」







〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜






二人とも着替えをし、近所で一番大きいショッピングモールに来ていた。


なぜ、ここに来たのかと疑問に思ったので


雫に、


「そういえば、なんで今日ショッピングモールに来ようと思ったの?」


「えーっと、家具とか、服とか見たいのと....あと....」


「あと...???」


「えーっと、その...あ、そうだ、あそこのアイス食べよ!!」


「あ、うん......」


雫に手を引っ張られアイスクリーム屋に行ってのだが....




「なんか、露骨に話逸らされてない...??」



(絶対、なんか言おうとしてたよな....「家具とか、服とかみたいのと.....あと......」

絶対!!なんかある!!)


ここで、アイスを頬張り、


キーンという痛みを感じながら頭を働かせた。


(考えるんだ.....。必ず、なにかあるはずだ.....

「あと....」あと..

はっはーん!!分かったぞ!!アートか!!美術作品ってことか!!家に飾るんだな......)


さすがの名推理に感動を覚えながら、


「雫、次はどこ行きたいの?」


と聞いた、


(俺は、妻のことは何でも分かってるんだ〜〜〜〜!!)


「えーっと...その....下着を見に....」


「――ふぇ??」


「アートって...」


「えーっと...「あと、下着を見に行こうって」言おうと....」


「ぐはぁ.......」

(今日、俺一日持つか....?そもそも何だ下着って....妻がグイグイ積極的すぎて困るんだが....)



「だめかな....//??」

(上目遣いのそれは、反則だろ....)



鼻血が出そうなのを我慢しながら、俺は考えた。

(だめだ......!!やられっぱなしじゃ....考えろ....)


1分間ほど考え、


反撃を考えた俺は、


冷静なのを装い、


「へぇーー....じゃあ、今日はその下着をつけて、お楽しみってことかな....?」

(何言ってんだ、俺!!恥ずかしすぎるんだが!!)


「――えっ...//」


「.......」

(なんだ!!この空気...!!誰かたすけてくれぇーーーーーーーーー!!)










〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

自爆しちゃう主人公でした....笑

★200⇧ ♡600⇧ありがとうございます!!



あと、投稿する時間って、揃えたほうがいいですかね....?

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