第9話 夜

*主人公視点です‼




夕食も終え、一息ついていた。



するとかなり冷静になってきて、先程の光景を思い出していた。




(え、え、え.....本当にお風呂一緒に入るの!?



まじで......ほんとに!?)



「雫?あの....ほんとうに入るの...?」



「え...?私と入るの嫌.....?」

(やばい、やばい、俺の妻が可愛すぎるんだが...‼え、なにそんな可愛い顔で言ってんの!?こんな誘われ方されして、答えないのは男じゃねえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼)



「いや、そういうわけじゃ.......あの...僕でよければ.....」




「えっと..じゃあ、よろしくお願いします....」







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お互いお風呂に入り、ベットに二人で入っていた。

(うわ、なんだこの状況.....。俺は気づいたことがある‼お風呂に雫とはいるのは刺激的すぎる.....。あんなに可愛い雫を直視することなんかできないだろ‼)




お互いベットで横になりながら、スマホを見ていた。



一緒にお風呂の時間を過ごしたせいか、雫のシャンプーの良い匂いが妙に匂ってくる。



(なんか、緊張するな....)


そのような沈黙の中、お互い静かに相手の言葉を待っていた。



すると、同じタイミングで、


「あの...」

「あの...」




「えっと、先どうぞ...」


「いやいや、雫こそどうぞ...」


そして、また沈黙が訪れ、




雫が、



「えーっと、実は....今日、ゆうたくんがディナーに行けずに悲しむと思って、ゆうたくんの好きな料理を作って、あと、お風呂に誘ったんだけど、迷惑だったかな.......」




「え....」

(そんなこと思ってくれてたんだ..。離婚とか勝手に思っちゃった俺最低だ....)



「ごめん‼」



「え‼ゆうたくん急にどうしたの!?」



「えっと、実は、最近雫が冷たいように感じて、しかも結婚記念日にディナーにもつれて行けなかったから、怒ってると思ってて....」



「え..そんなことで怒らないよ‼」



「そうだよね..。ほんとにごめん‼あと、実は別れでも切り出されるのかとも思って...」








すると、言葉の意味を理解したのか、雫が泣き始め、

「な、なん...なんで.....私、ゆうたくんと別れたいなんて思ったことない‼

本当は、ゆうたくんのこと好きでたまらないのぉーーーーーーーー‼恥ずかしくて、ついつい冷たくしちゃったの‼」



「え...」






そして、またしばらく沈黙の中に雫の泣き声だけ聞こえ、


「あんなこと言っちゃってごめん。俺も雫のことが好きだよ...」



「ゆうたくん...

私もごめん素直になれなくて..」




「これからは、少しずつでいいから、思ってることを言い合お?」




「うん....」

(とりあえずこれで落ち着い..)





「じゃあ言うね.....しよ..//??」



「え..」

そう言うと、雫が覆いかぶさってきた....













ここから先は、想像にお任せするが、

この日は、かなり雫が積極的で、熱い夜を二人で過ごしたそうだ。








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