第8話  *雫視点5

夕食の時間がやってきた。

今日の夕食は、結婚記念日なのもあり、ゆうたくんが好きな料理を昨日の夜から作り始めていた。

「えーっと、ハンバーグに、グラタン、フライドチキン......これでよしっ‼」

(よしこれで、ゆうたくんに満足してもらって...ご飯の後は........きゃーーーー‼緊張する‼本当にどうしよ‼)




「え、俺の好きなものばっかりじゃん‼ありがとう‼

ごめんね。ディナー連れて行けなくて。また、いつか行こうよ。」

(ゆうたくん、ディナーに行けなかったこと結構落ち込んでるのかな....)




「ううん。気にしないで。私は大丈夫だよ。

というか、私はゆうたくんと二人でいられるほうが......」

(あ、つい口に出しちゃった...)




「え、なんか言った?」




「えっ?ううん何も言ってないよ!それよりはやく食べよ!!」

(あぶない、あぶない...落ち着け、私‼)




「あ、そう?なら食べよっか。美味しそうだなぁ〜〜」






〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜中略〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜





「あ..あ..あの....ゆうたくん..?.」

(がんばれ私‼自信を持って言うんだ‼)





「どうかした?」





「え、えっと、その.....」

(あ〜〜〜、どうしよ..もし、.嫌われちゃたら...いやいや、そんなこと気にしちゃだめだ‼ゆうたくんとのイチャイチャラブラブ結婚生活のために‼)




「うん」




「お....」

(勇気を持って‼がんばるんだ私‼)




「お?」





「お風呂一緒に入ってくれるとうれしいな......」

(きゃ〜〜〜〜‼言っちゃた‼どうしよ、どうしよ..凛ちゃん助けて〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜‼)




「え?.......................................」




「えっと....お返事をいただけると嬉しいんだけど.....」

(こんなこと誘うなんて嫌われちゃったかな...嫌だ‼別れたくない‼)




「え?」

「ごめん。もう一回言ってくれない?」





「え...恥ずかしいな.....あの...その..なんて言うか.....お風呂に一緒に入らn.....」

(え....恥ずかしいけど...ゆうたくんとのお風呂のためなら‼)





「.....お願いします???」





「え?ほんとやった‼...」

(きゃーーーーーー‼成功しちゃった‼やったよ‼凛ちゃん‼でも緊張する....)




「なんか言った??」




「えっ‼何も言ってないよ‼ううん、大丈夫‼」

(本当に成功しちゃった‼やばい‼実は、ゆうたくんが帰ってくる前に一回お風呂にはいって、メイクし直したことはだれにも言わない秘密だもん‼今日の夜は、本当にその....なんていうか...しちゃうの!?)






〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

読んでいただきありがとうございました‼

ラブコメ週間23位だそうです‼本当に自分でも驚きです‼これからもよろしくお願いします★

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