第6話 *雫視点4

「遅いなあ..。ゆうたくん。今日も残業かな..。」


この頃、ゆうたくんは会社で新しいプロジェクトを任されており、よく残業をしている。


「今日は、ディナー行けそうにないよね...。」

ゆうたくんが私をディナーに誘ってくれるって聞いたときは、嬉しすぎて、照れ隠しで冷たく接してしまった。


「でも、ゆうたくんは頑張ってるもんね。」

ゆうたくんは家では疲れているはずなのに、私が冷たく接してしまっても、優しい。


私が甘やかしてあげないと‼


あぁ..でも緊張する.....

あ‼まず、ゆうたくんにラインしとかないと‼



『仕事遅くなりそう?家でご飯作って待ってるね。ディナーは、また今度行こ?』

っと。

よし、おいしい料理作ってゆうたくんを待つのだ‼あ、あと着替えとこ‼

(ま、まあ、もしかしたら....そういうことが..あるかもしれないし?まあ、とりあえず、とりあえず?可愛い下着をね.....)




あ、返事が返ってきた‼

『ごめん。もうすぐで終わるから。ディナーはキャンセルしといた』

ゆうたくんディナー楽しみにしてたからな....


よし、とびきりの料理作るぞーーーー‼おーーーーー‼






ガチャン‼






あ、ゆうたくん帰ってきた‼

がんばれ私‼甘えるんだ‼





「おかえり♡ゆうたくん..///」

あれ、ゆうたくんこっち見てるばっかで何も言わない.....

あれ、失敗しちゃった...?



「ごめんね、雫。遅くなって。これ、雫が欲しいって言ってた香水だよね。いつもお世話になってるし、結婚記念日だから買ったんだ。」



「え、この香水って、、、、」



「雫がスマホ見て、欲しそうにしてたから買ったんだけど。もしかして、気に入らなかった?」



「ううん、絶対に絶対に絶対にそんなことはない‼ゆうたくんがそこまで私のことを見てるなんて少し驚いちゃっただけだから。」

(え‼え‼これ、私が欲しかった香水だ‼本当に、ゆうたくん好きぃ〜〜〜〜〜♡これは、凛ちゃんに報告だ〜〜〜〜〜‼)




「え、あそう?なら良かった。あとさあ、なんで急に俺の呼び方変えたの?」




「え、え?え?私、なんて言ったっけ、、、」

えっと...えっと、なんか言ったっけ?

香水が嬉しすぎて忘れちゃった....



「えーっと、そのなんか恥ずかしいな。ゆうたくn......」




「え、私そんなこと、、、、、、」

(あぁ〜〜〜〜〜〜‼やっぱり恥ずかしすぎるぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜‼嫌われちゃうのかなぁ?いやだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜‼)




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜すいません。気合入れすぎて、雫視点のエピソード書きすぎちゃいました。^^

たくさんの小説のフォロー、★、♡ありがとうございます‼

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