それでもいつか、限界はくる



 前回の内容で心を奮い立たせろと書きました。これは自分に言い聞かせる為に書いた内容でしたが、それがたたったのか、無理がきたのか、遂に限界を迎えました。


 今日、私は朝に会社へ向かおうと準備をしていましたが、身体が拒否反応を示していました。


 まるで心が行きたくないと叫んでいるのか、身体が鉛の様に重く、行動をするのにもかなりの労力がいる。食欲も湧かず、いつもの半分以下の量しか入らなかった。


 それでも何とか踏ん張って、薬を飲んで着替えをして、こんな事で負けてられないと自分を奮起させて会社へ向かいました。


 そして限界を迎えました。


 私は仕事中、急に身体が動かなくなりました。


 頭では前に進もうとしても、身体が拒否をする。


 立ち上がろうとしても、椅子から身体が離れてくれない。


 そして最終的に、私は周りの人がいる中で泣き始めてしまいました。


 開店前の準備中だったのが幸いしてか、お客様には泣いているところを見られていないのが唯一の救いだった。


 けど、他の従業員や同僚、上司の前で私は大泣きをした。


 動けない事が情けなくて、泣いてしまった。


 みんなは頑張って仕事をしているのに、自分が不甲斐なくて泣いてしまった。


 それでも泣いていた本当の理由は、心がもう限界を迎えていたから。


 そう、私は鬱を極まり過ぎて動けなくなってしまったのだ。


 それからは周りに心配をされながら回復する事を信じていましたが、一向に回復はしませんでした。


 結局、私は心を病んで早退しました。おそらく、明日も仕事にはいけないかもしれません。


 そんな状態で今、これを書き上げていますが、これは周りに今の状況を吐露しないとどうにかなりそうだからという防衛反応から来ているものです。


 限界を迎えた時、色んな人が心配をして話し掛けてくれました。親や親戚にも連絡をして、現状を伝えておきました。


 そうでもしないと、心が本当に壊れてしまうから。


 一番怖いのは、今から躁の状態がきて駄目な自分を排除してしまおうとする事。


 それだけは何とでもして避けないといけないから、自罰的にこうして書き上げています。


 今は本当に何もする気力も湧かずにいます。少しでも身体を動かしたくない、そんな気分です。


 それでも、生きているだけマシです。死んでしまっては、何もかもが終わってしまうから。


 皆さん、無理はしていませんか? 頑張る事と、無理をする事は違うのです。


 こうなる前に身体や心を休めてください。こうなってからは遅いです。


 でも、まだ私は生きている。今からでもやり直せます。


 今は少しだけ、身体と心を休ませて、また頑張ろうと思ったその時、頑張ろうと思います。


 それではまた、今度は明るい話題を提供出来ればと思いつつ、締めさせて頂きます。


 さようなら。


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