第2話・・・痴漢

  僕は、今日とて好きな人がいる電車で学校に向かっている。

好きな人を見ていると表情がいつもと違って苦しそうな感じがした。

嫌な気がして視線を落とすと痴漢にあっていた。助けないと…

痴漢に近づいて思いっきり手を握った。「何してるんですか。一緒に駅おりましょうね。」そういうと痴漢犯は急いで逃げていった。

「大丈夫でしたか。」

「ありがとうございます。よく、きづいてくれましたね。」

「いつも顔見てたから気づきました。なんて言えないよなー」

「え」僕の好きな子の顔が真っ赤に染まってきてた。

声に出てたああああああ「声に出てた?」

「うん。」

終わったああああああ

そこから先、何しゃべったか覚えてない。

ただ、一つだけ学年とクラスを聞くときだけはぐらされた気がする。

そして、彼女は駅に着いたと同時に早々とトイレに向かっていった。

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