第7話

前回と同じ時間に帰って来た。


お兄ちゃんを見た時に泣きそうになったが、


今度は、反省してお兄ちゃんに話しかけないで見守ることにした。


「・・・」


お兄ちゃんから、恐怖の視線を感じる・・・嫌だな。でも!!


これでいい。これで


今のお兄ちゃんは絶望の底にいる。私が何を話しても煽りにしか聞こえないだろう。


せめて、家くらいは空気が悪くても、お兄ちゃんの居られる最低現の場所にしてあげないと・・・


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