夢幻境より(参)
魔力が肉体に作用する機構については不明な点が多い。
もっともらしいコトを偉そうにまくし立てる詐欺師寸前の専門家、もといパトリシア・マッケイン博士の言葉を借りれば「魔力干渉を受けて擬似物質化したエーテルと身体を構成する原子の玉突き現象」ということになる。
「何がなんだか」
術師である村上文彦でさえ、そう言って顔をしかめた。
「音原米武は夢の力で可憐な少女に変身しました、って説明よりは科学的」
こちらも顔をしかめてパトリシア博士は唸る。
どちらの言い分も理解できていない三課職員達は、混乱の極みに達した屋敷の中を右往左往している。
「最初の玉突き現象が起こったとき、その場にいた人間が玉突き現象の余波を受けていた可能性は十分にあるわ。つまり音原米武を少女化させたエーテルのエネルギーが極めて高かったため、連鎖的に玉突き現象を引き起こしたって訳よ」
「だとすれば、全員が乙原まいむに化けるんじゃねえのか」
「うっ」
文彦の指摘にパトリシアは悔しそうに呻いて唇を噛む。目の前には、かつて音原組を構成していた極道者達の残骸。
……いや、その言葉は正しくはない。
何故ならば、彼女たちは新しい人生を手に入れたからだ。
「みんとでーす」「のえるでーっす」「あはははは、しゅーこだよっ」「ありすって呼んでください」
乙原まいむにも劣らぬ可憐な少女達が、音原組の屋敷に溢れていた。髪型や服装、バストサイズから身長に至るまで外見は様々である。少女たちは騒いだり走り回ったり、それはもう思いつく限りの振る舞いを無邪気に行っていた。その中心には乙原まいむがいたが、文彦はそれを放置していた。
「ぬおおおおおおおおっ」
ただひとり変質を免れていた若頭が頭をかきむしるようにして叫んでいる。三課職員たちはもはやかける言葉もなく、若頭を放置することにしていた。
「元にっ、元に戻せねえのかっ!」
「あー無理無理」「理論上不可能デース」
声を揃えた専門家二人の素っ気ない返事に、若頭は嗚咽を漏らし磨かれた床を何度も何度も叩くしかなかった。
「……それで、干渉元の魔力はどこに消えたの」
若頭に聞こえぬよう、そっと耳打ちする。
音原米武を変質させ、更に組員の多くをも変質させる原因となった魔力塊は屋敷から消滅していた。
「とりあえずハヤテに追わせてる」
「行き先の推測は?」
「あまり考えたくないけど予想できる該当者が一名」
かつて自らの内に特異点を抱えた人間は、異形や魔力を惹きつけやすい。完全に処理すればある程度は防げるだろうが、身体機能の変質が始まった人間は、どのように処理しても「引き寄せやすい体質」というものが改善されることはない。
「つまり半径10キロの範囲でそういう体質を抱えた人間は、おれが知る限り一人しかいないわけで」
「ああ」
そりゃ御愁傷様。
パトリシアの呟きは、文彦の耳にさえ届かぬほど小さなものだった。
猛禽型異形、ハヤテ。
術師の業界に身を置くものならば、それが影法師の片腕と呼ばれる魔物の名だと気付くだろう。風に乗り、風を繰り、風に連なるものを支配する猛禽の魔物。影法師とタメ口をきくことを許された数少ない魔物。鳥が及ばぬ高空を駆け、望めば水でも地中でも羽ばたくという非常識な鳥類。
『やかましい』
その時ハヤテは犬上市の上空を旋回していた。
主である村上文彦が下した命は次の通り。
「あー、近寄っただけで妊娠しそうな奴が暴れると思うんで処理よろしく」
これである。
ハヤテは時々己の主について不安を抱くことがある。普通の使い魔は、この種の曖昧な命令を受諾することも理解することもできない。ハヤテも、相棒のジンライも、最初はそうだった。無理やり付き合わされ、どうしようもない事件に巻き込まれることで慣れたのだ。
『妊娠しそうな奴って言われてもねェ』
形を得たばかりの異形は、その源たる人間の影響を強く受けやすい。
生存欲求、食欲、暴力衝動、それに生殖への渇望。自然発生型の異形は、そういうシンプルな衝動によって生み出されることが多いのだ。
(つまり、淫魔の類ってやつか?)
特定の性集団、しかも隔離された環境下で発生しやすい異形の名が真っ先に思いつく。人間というのは不思議な生き物で、極限状態でさえ「行為」を求めるものだ。淫魔はそういう人間の衝動がシンプルな形で現れた存在である。
美女型や美男子型が多いが、性器に手足が生えたり沢山の乳房や陰茎を生やした節操のない連中も少なくない。
『極道をロリータ娘に変身させたってことは、残りカスは紅顔の美少年か?』
そう予想してみる。
押し倒せばふるふる震えつつ全てを受け入れてしまいそうな、そういう美少年の姿をした淫魔だ。目標となる女性に接近し、知り合いであるかのように振舞って精気を奪い特異点を植えつけるのだ。相手が美少年だったら、被害者も襲われた意識を持たずに精気を奪われるかもしれない。
『いないな』
猛禽の眼を持つハヤテは広い範囲を知覚する。猛禽と違うのは闇夜でも視力が衰えないこと、そして猛禽には捉えられない幾つかの力を感知できるということだ。
(魔力の活性が低ければ、市街地に満たされる霊脈の力にかき消されて調べようがねえ。そこまでの知恵をつけているのか?)
犬上市の異形たちを養う霊脈の力は、時として異形の力を覆い隠すことがある。異形殲滅を主張する術師の一派が犬上市で強攻策に出られないのは、彼らが魔物たちの存在を把握しにくい犬上市ならではの事情も関係している。霊脈の活性は時と場合によって変化し、最も活発な時では探査系術式が役に立たぬほどの魔力が放出されるのだ。どうやら文彦の命じた攻撃目標は、既に行動に移しているかもしれない。
『っつーことは、桐山の嬢ちゃんがアブねえってことじゃねえか!』
今更ながらに気付いたハヤテは血相を変え、桐山沙穂の自宅目がけて急降下した。
沙穂の家がある住宅街は、犬上市の中では比較的古い地区である。
ここ十年で一気に開発が進んだ北区の住宅地とは異なり、区画整理を何度も繰り返しているため幾分入り組んだ道が多い。音原組があるのは高級住宅地の一角だったが、沙穂達の住宅街まではそれほど離れてはいない。歩いても十数分、駆ければ数分。少しばかり入り組んだ道は自動車を駆るには億劫で、自転車の方が役に立つ。
『力が弱いんじゃねえ』
ハヤテは舌打ちし、両の翼を広げる。放たれた矢の勢いで降りていたハヤテは地面に直撃する寸前に滑空し、落ちる勢いをそのまま前へ進む力に換えている。羽ばたくのではなく、まるで前進翼の戦闘機のように滑空するハヤテ。日差しの強い夏だけに外を歩く人は少ないが、それでも物好きというのはいるものだ。
「?」
彼らはハヤ
テを知覚することはできなかった。風と、それに連なるものを支配するハヤテである。自らの身体を陽炎で包み、風切る音を完全に遮断しているのだ。
『魔力でも妖気でもねえ、標的は全く別モノの力に転じているんだ!』
地面すれすれを飛んで初めて感じる、何らかの気配。ハヤテが慣れ親しんだ魔力でも妖気でもない力。どちらかに言えば瘴気に近いが、それにしては精気にも似た昂りを含んでいる。その力どのような性質を持っているのか、本当の意味での肉体を持たぬハヤテだが相当に厄介な性質だと直感が告げている。
決して野放しにして良いものではない。
(なんてザマだ、このハヤテ様がこんなモノを見逃すとはよ!)
感知した力の痕跡を基に再び探査すれば、その根源たるモノが沙穂の家に至ろうとしているのがわかる。今のハヤテならば、追いつくまで数秒も要しない。
しかし、その数秒が致命的とも言える。
(間に合いはする、だが風の力を全て推力に注ぎ込んでるこの状態じゃ、最初の一撃が力不足になっちまう)
ハヤテの最大の武器は、風だ。
風の刃は鋼鉄を断ち、肉を塵に還す。主である文彦より魔力を供給されれば、数十数百の異形を同時に葬ることも不可能ではないが、今は違う。ハヤテ単独の力も決して弱くはないが、予測できない相手を一撃で葬るだけの破壊力への自信はない。
無論、深手を負わせることは可能だろう。
それでも求められているのは、一撃で破壊する力なのだ。目標が沙穂を襲ってしまったら、そこでおしまいなのだ。
何がおしまいなのか。
ハヤテはそれを考えたくなかった。とりあえず文彦は許してくれないだろう。
『到着はギリで、その分を全部破壊力に!』
推力が若干落ちることを覚悟して、ハヤテは破壊力の上昇と収束を選択した。
広げた翼は風を噴き出す固定翼と化し、それ以外の部分が変化を始める。人のような腕と足が生える、胸が、胴が生じる。固定翼は背中に移行する。羽ばたきはしない。風を支配するハヤテは空気抵抗など関係なく飛行するから、どんな姿でも速度減衰はない。
破壊のための力は両手両足に。
沙穂の家の直前で目標に追いつき、ハヤテは「変身」を完了させた。
『てりゃぁぁぁぁあああっ!』
褐色の肌。
漆黒の髪。
鼻筋の通った容貌。衣服は、露出の高いウェイトレスのもの。その姿は文彦の実家でウェイトレスをしているインド風美女のそれ。ヒールの高い靴でアスファルトを右足で強く蹴り、ハヤテ――店ではルディと呼ばれることが多い異人の少女は跳躍するや開脚の勢いそのままに「目標」の後頭部を左の踵で蹴り上げた。
◇◇◇
桐山沙穂は、どちらかといえば物事を悪い方向に考える。
マイナス思考だと姉の水鳥は言うが、最悪の事態を想定しなければ行動できないことも多いのだ。クラス委員長の仕事をして、ついでに吹奏楽部での活動で沙穂はそういう習性を身につけた。物事を楽観視しかできない上司や、何も考えずに行動する同輩・部下を食止めていく内に、そういう人間になってしまったのだと沙穂は考えている。
(自分にとって都合の良いことばかり起こるなんて、そんなのあるわけないのよ)
自室のテーブルに突っ伏して、顔だけ上げる。
窓際に立っているのは紅顔の美少年。
半ズボンが似合う美少年コンテストを開けば地区優勝は堅いであろう、杉原ミチルである。ガサツで汗臭い同級生達とは大違いで、抱き締めればミルクの匂いが漂ってきそうな柔らかさと繊細さが自慢の美少年だ。
「……つまり杉原くんてば、私の事なんて最初から眼中になくて暇潰し同然に部屋に入ってきたのねー」
マイナス思考も限度を超えれば厭味となる。
そもそも杉原少年と恋人になるつもりなど微塵もなかった沙穂だったが、女としてのプライドはあったようだ。
「柄口さんとか紹介すればいいのかなー、あの娘って胸おっきいし可愛いし性格いいし。でも私が紹介するより自分で声かけた方が確実だと思うなーはははは」
「なんとなく腐りかかってますね、桐山先輩」
「そりゃあ、君みたいに可愛いオトコノコに女性失格って宣言されたら腐りもするわよ」
失意のどん底にある沙穂には、杉原少年の慰めも届かない。杉原少年と一緒に食事をした事は、おそらくその日の内に村上文彦の耳にも届くだろう。客席に隠れていた同級生の中にどうしようもないゴシップ好きの畠山智幸もいたから、その噂はかなりねじくれた形で広まるに違いない。
おしまいだ。
『堅物のクラス委員長、真夏の御乱行? 少年相手に逆セクハラ猛特訓』
『吹奏楽部でクラリネットを扱うだけあって、見事な口遣い』
『健康の秘訣は美少年一番絞り』
『村上はダミーだったのか』
『歪んだ少年愛と偏差値の相関関係』
『趣味は半ズボン漁り』
場末のエロビデオでも没になりそうな、どうしようもないタイトルが脳裏に浮かんでは消える。
そんな時だ。
「桐山先輩、いえ沙穂殿」
杉原少年の口調が急に変わった。総受け調の弱弱しかった態度が、今は凛々しい若武者のようだ。見れば、杉原少年は窓越しに外を眺めている。
いや。
窓に張り付いたモノを凝視しているのだ。
「窓ガラスや丁度類は後で弁償するので、御勘弁を」
沙穂がそれを理解するのに数秒の時間を要した。
文彦の店で働いているウェイトレスの娘、インド辺りから来たという触れ込みのルディが何かを蹴り上げていたのは確かだ。空手や拳法にある飛び蹴りの一種だろうが、ルディは下から上に向かって跳んで「目標」を蹴り上げていた。軌跡は放物線を描かず、また人類能力の限界を超越した跳躍だった。仮面をつけた正義の特撮ヒーローがそうするように、蹴ったままルディは跳んでいる。
進行方向は、沙穂の部屋だ。
このままの勢いでは間違いなく窓を突き破り部屋に入り込むだろう。「それ」が。あまりにも巨大すぎて沙穂の理性は最初その解答を打ち出すことを拒んだが、迫り来る危機への防衛本能が「それ」が何者であるのかを認識させた。
(玉と、竿?)
身も蓋もない意見だが正鵠を射ていた。
秘法館や子宝温泉でも滅多にお目にかかれないような、見事な男性のシンボル。
身の丈3メートルに達しようかという竿は抜き身の日本刀のように反り返り、脈打っている。その造作は、幼い頃に父親と風呂に入った際に眺めたモノよりも随分と立派かつグロテスクで節操のないものだ。玉の方も、それはもう文句のつけようもない大きさで、風に逆らってぶらぶらと動いている。それがただの一物と異なる点といえば、簡単な手足と人らしき顔がついている点か。見ようによっては趣味の悪い着ぐるみとも言えるが、ぬらぬらてらてらと黒光りするそれが作り物だとは到底信じられなかった。
『てりゃぁぁぁぁあああっ!』
ルディは、それの後頭部(と思しき場所)を蹴り上げていた。本当は命中した瞬間に木っ端微塵に砕くつもりだったのが、海綿体の如き弾力性に富んだ肉質は彼女の蹴りの勢いをかなり相殺していた。それどころか蹴りの力で沙穂の部屋に飛び込めると判断したのだろう、巨大なる男性シンボルは先端を沙穂の部屋の窓へ向けている。
「……いっ」
沙穂は悲鳴を上げようとしたが、でてくるのは間抜けな声だ。テーブルに突っ伏したままではそういう声しか出せないし、瞬時に跳ね起きて部屋から飛び出して逃げるのも難しい。逃げられたとしても、このバケモノとしか表現の仕様のない物体が迫ってくるような気がする。
(逃げられない)
本能的にそれを自覚した直後。
杉原少年は窓を思い切り開け放ち、ベランダに飛び出して吠えた。
『ぅわんっ!』
声が空気を震わせば、晴天を貫く小さな落雷。
紫電は、ぬめっとした男性のシンボルを的確に撃つ。肉が焦げる臭気が辺りに立ち込め、異形は勢いを失う。ルディは、サッカーのバイシクル・シュートのように逆中の勢いで放った右足で異形を更に蹴り上げた。もとより弾む肉質の異形は飛ぶ向きを変えられ、屋根より高く飛ぶ。
『わんっ!』
沙穂は見てしまった。
杉原少年の頭に犬の耳が生え、ズボンからふさふさした尻尾が生えるのを。杉原少年の全身にそれとわかる稲妻が走り、髪の毛が逆立っていく。
(犬、違う狼……ええと、それに雷)
正気を疑うような状況にあって、沙穂は杉原少年の姿に既視感を抱いていた。杉原少年は全身の雷を指先の一点へと収束し、光球を生じる。少年は光球と右手を銃のように構えて頭上の異形を狙い、叫ぶ。
『天哮砲!』
轟音、そして衝撃。
近隣住宅の窓硝子が震え、視界の全てが紫の輝きに包まれた。雷が文字通りの光柱と化し、異形を飲み込む。圧倒的な力の本流を前に異形は一秒たりとも形を保つこともできずに消滅し、光柱を中心とする数百メートルの空間で電子機器が使用不能に陥った。
◇◇◇
轟音は音原組の屋敷にも届いた。
空を紫に染める閃光と、大気を震わせる雷鳴。文字通り青天の霹靂に乙原まいむをはじめとする可憐な少女達は耳を押さえてしゃがみ込んだり、夕立を恐れて洗濯物を慌てて取り込もうとしている。
動かないのは、文彦をはじめとする三課職員たちだ。
「終わったな」
天に昇る光柱が天哮砲だと気付いている文彦は、乙原まいむたちの今後の生活に関して若頭と相談を続けることにした。
「今回みたいな変質事件ってのは北の方じゃ頻繁に起こっててな。そういう変質者を受け入れる体制も、ある程度整ってるんだ」
「……本人の意思を尊重できねえか」
「とーぜんデス」
戸籍や住民票の改訂作業を命じていたパトリシア・マッケイン博士が営業スマイルで応じる。
「組長たちはあくまで被害者デスからね、こっちできっちりレディとしての教育を施してから社会生活を送らせますよ」
何でしたら近所の女子校の入学案内を取り寄せるデース。
そう言って微笑むパトリシアに悪意はない。全くもって悪意はない。たとえば部下に命じて可愛い下着を手配し、かつて組長だったり舎弟だった連中にプレゼントしても、それは一人の女性としての厚意なのだ。
女性ならば、困っている女の子を手助けして当然でしょう?
パトリシアの目はそう語っている。任侠の世界に生きてきた若頭には到底納得できない理屈だが、数十名の可憐な少女達はパトリシアの用意した可愛らしい下着や衣服を喜んでいた。
喜んでいたのだ。
「……おしまいだ、音原組はおしまいだ」
漢の道。
人道の極を歩む任侠として名を馳せていた音原組は、完全に崩壊した。仮にあの少女達を構成員と言い張ったところで、他の組との抗争は勿論、普段の業務にも差し支えることは想像に難くない。
「アイドルグループで売り出した方が手っ取り早く金稼げるかもしれねーぞ」
「たとえ事実でもそんな真似できるかぁあああっ!」
若頭は滝の如く涙を流しながら文彦の襟首を掴んで振り回す。もはや元の姿には戻せない以上、どれほど暴れても何の意味もない。これがただの八つ当たりなのだと若頭も文彦も理解していたから、文彦はされるがままに振り回された。
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