第6話
と、ため息をつく。
「もうよい、かかってこい」
「ああ、行くぜ!アユム」
「おう!」
こうして、戦いが始まった。
俺たちは剣を抜く。
すると、向こうは魔力を解放して攻撃してくる。
「くらえぇ!!」
だが、俺たちはそれを軽々避ける。
「遅いな」
「ああ、まるで止まっているようだ」
そのまま、一気に距離を詰めて攻撃を仕掛ける。
「せいっ!」
「はあっ!」
俺たちの攻撃は見事に命中した。
「グワァ!」
「まだまだ!」
さらに追撃をする。
「はぁぁ!」
「おりゃああ!」
ドカッ!バキッ!ボコッ! 次々とダメージを与えていく。
「くらえ!」
そして、ついに決着がついた。
「やったぁ!」
「ふう、終わったな」
こうして、魔王との戦いが終わった。
「という訳で今回は俺たちの勝利です。魔王さん」
「はいはい。じゃまたね」
と魔王城からラムダ式魔導車で俺たちはギルドへと帰る。
これで毎月恒例の魔王討伐イベント初日が終了した。
ギルドに帰還した俺たちは早速
スマホから
月恒例の魔王討伐イベントの初日終了をタップして報酬を得たのである。
「さてと、今回の成果はどうなってるか楽しみだな」
とガレンが言う。
「ああ、そうだな」
俺も同意する。
「お疲れさまでした。今回も無事終えられてよかったです」
とミーシャさんが話しかけてくる。
「ああ、ありがとう」
「いえいえ」
「それで、今月の報酬なんだが」
「はい、こちらになります」
と、言って見せてくれたのは
『魔王ちゃん人形』
『魔王討伐イベント初日ステッカー』
『経験玉10000個』←1個で1000の経験値
『ランクアップスター500個』星ランクによって必要個数は変わるが
星3なら50で星4ランクにランクアップ可能。
俺は星3だから
これでランク4にするぞ!
ガレンは星5だからランクアップスターだけではランクアップ出来ないのだ。
「おお、すごいな」
「はい、頑張ってください」
「ああ、頑張るぜ」
「俺もがんばるぞー!」
「その調子ですよ」
「ありがとうございます」
「それでは、失礼します」
「ああ、気をつけてな」
「はい、ありがとうございます」
そう言って、ミーシャは去っていった。
「よし、これからどうする?」
「とりあえず、ランクアップスター使って俺はランク4にするよ」
「それがいいな」
ランクアップスターを使いランク4にした。
スキルショップとアイテム屋に立ち寄るか。
「ガレンはどうするんだ?」
「んー、俺も買うか」
「分かった。じゃあ、一緒に行こうぜ」
「ああ、そうだな」
二人で一緒にアイテム屋に行く。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます