第4話
「グワアアア!!」
と叫び、倒れた。
そして、消えた。
「やったぜ」
「さすがアユムだ」
「へへ」
「次行くぞ」
「うん」
その後も順調にモンスターを倒していく。
そして、ようやくレベルが上がった。
アユムのレベルは18になった。
「よし!つぎ!」
前の報酬のレベル50装備1式を装備するために!ガレンはレベル37になっていた。
「お疲れ様」
「お前こそ」
「じゃあ、帰ろうか」
「そうだな」
そう言って、俺たちは洞窟を出た。
外に出るとすっかり夜だった。
「もうこんな時間か」
「今日はここで休んでいくか」
「そうだね」
こうして、俺たちはキューバンの街に戻って宿に泊まる。
翌日 。
「うわー、朝だ」
「おはよう」
「ああ、おはよう」
「飯食うか」
「そうだね」
二人で食堂に行き朝食を食べる。
「そういえば、昨日手に入れたアイテムはどうするか」
「そうだな、とりあえずギルドに行って換金しよう」
「そうだね」
俺たちは早速ギルドに向かう。
ギルドでは、相変わらず受付嬢のミーシャがいた。
「いらっしゃいませ!あっ!ガレンさん!」
「ああ、久しぶりだな」
「はい、元気そうですね」
「まぁな」
「そちらの方は?」
「初めまして、アユムと言います」
「アユムさんですか、よろしくお願いしますね」
「はい、こちらこそ」
「それで、本日のご用件は?」
「実は、この宝石を売りたいんだが」
そう言うと、ガレンは賢者の瞳を見せる。
「これは……!まさか、本当に賢者の祠から!?」
「ああ、その通りだ」
「はい、確かに本物です!この賢者の瞳は世界に一つしかありません。それが、どうしてここに?」
「まあ、色々とな」
「なにか事情があるんですね?」
「察してくれて助かる」
「はい、分かりました。鑑定に少々時間がかかりますのでお待ちください」
「ああ、頼む」
そうして、しばらく待つ。
その間、ガレンと話す。
「ねえ、ガレン」
「ん?どうした?」
「その、この世界のこと教えてくれないかな?」
「なんだ?急に?」
「ほら、俺って記憶喪失だし」
「ああ、そうだな。いいだろう、話そう」
「ありがとう」
「まず、ここはどこなんだ?」
「それは、異世界だな」
「やっぱりそうなのか」
「ああ、お前も転生者なんだろ?」
「うん、たぶん」
「おそらくな」
「俺が元々いた世界ってどんな感じなんだ?」
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