最終話
【主人公 視点】
咲希の不倫相手をこの手で殺した。
後悔?
そんなのしてるわけねぇだろ。
むしろ、気分が良かった。
実に心地いい。
鼻歌でも歌いたい気分だ。
「次はお前だ、咲希」
俺がそう言うと、咲希の顔が青ざめる。
全身をガタガタと震わせていた。
死という未知の世界に行くのが怖いんだろう。
「いやっ……いやっ、いやっ、いやっ……死にたくないよっ……こんなところで死にたくないっ……」
咲希は赤ちゃんみたいに大泣きする。
ボロボロと目から涙が溢れ、鼻から鼻水が流れていた。
咲希の綺麗な顔が、どんどんブサイク顔に変わる。
咲希の絶望に染まった顔を見て、ニヤニヤが止まらなかった。
あぁぁ……それだよ。俺はそれが見たかったッ!!
もっと苦しそうな顔を俺に見せてくれ、咲希。
「お願いっ!! お願いだから殺さないでっ!! なんでもするから殺さないでっ!!」
「ん? なんでもしてくれるの?」
「はいっ! なんでもします!! だから殺さないでくださいっ!!」
「じゃあ四つん這いになって」
「は、はいっ!!」
咲希は慌てて四つん這いになり、白桃のような大きなお尻をこちらに向けてきた。
綺麗なお尻だな。
このお尻、むちゃくちゃにしたい……。
パシンと乾いた音が部屋中に鳴り響く。
俺が彼女のお尻を平手で叩いたのだ。
「い、痛いっ!? な、何するの!?」
急にお尻を叩かれて、咲希は悲痛な表情を浮かべる。
驚いている彼女を無視して、再び安産型のお尻を平手で叩く。
何度も、何度も彼女のお尻を痛めつける。
「い、痛いっ……痛いよっ……ねぇなんでそんな事するの!? 痛いのヤダよっ!!」
お尻を叩く度に、咲希は悲鳴を上げる。
苦しそうだった。
それだよっ、それっ。
もっと苦しそうな顔を俺に見せてくれっ! 咲希!!
試しに金属バットで咲希のお尻を叩いてみた。
金属バットの凄まじい破壊力に、咲希のお尻は歪む。
「あぁぁぁぁぁぁぁっ!!! い、痛いっ!!! 痛いよっ!!!」
あまりの激痛に悲鳴を上げる咲希。
もっと彼女の悲鳴が聞きたくて、俺は何度も彼女のお尻を金属バットで痛めつける。
「あぁぁぁぁぁぁっ!!! 嫌だっ!!! もう嫌だっ!!!! 痛いのヤダよっ!!!!」
シンプルな痛みに泣き続ける咲希。
苦しんでいる咲希が美しくて、身体の一部が熱を帯びる。
あぁぁ……もうダメだ、我慢できないよ。
我慢できなくなった俺は、ズボンとボクサーパンツを脱ぎ捨てて、下半身を露出させる。
そして、
「咲希っ、するよ? いいよね?」
「いやっ、嫌だ!!! アンタみたいなクズとシたくない!! きゃっ……ちょ、ちょっと何してんの!? 本当に嫌だっ、嫌だよっ!!」
「……」
嫌がっている咲希を強引に求める。
怒りのままに身体を動かす度に、咲希は悲鳴を上げる。
部屋中に咲希の悲鳴が鳴り響く。
メスとオスの臭いが充満する。
行為中、俺は咲希のお尻を叩き続ける。
そのせいで彼女のお尻は真っ赤に腫れていた。
真っ赤に腫れたお尻を集中的に攻撃する。
「痛いの嫌だっ!!! もっと優しくしてっ!! お願いだから優しくしてぇぇぇぇ!!!」
咲希の言葉を聞き流し、真っ赤に腫れたお尻をリズムよく叩き続ける。
けど途中で飽きてしまい、今度は咲希の顔面を殴ってみた。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! や、やめてぇぇっ!! お願いだから止めてぇぇぇ!! ここままじゃ死んじゃうよぉぉぉ!!!」
「うん、死んでいいからね」
「あぁァァァっ!!!」
遠慮なく咲希の顔面を殴る。
どんどん彼女の顔面がボロボロになっていく。
美しい物をこの手で破壊するのは、最高に楽しいなぁ!!
行為が終わると同時に、咲希の意識が失った。
目は虚ろで、焦点が合っていない。
顔面はグシャグシャで、鼻の形が歪んでいた。
死んだ。
誰が?
咲希が……。
俺が唯一愛した女が死んだのだ。
あ~、スッキリした。
今日は人生で一番楽しい日だったよ。
さてと、復讐も終わったし俺も自殺するか。
「咲希……俺もそっちの世界に行くね」
地獄で咲希に会ったら、たくさん殴ろう。
ははっ、楽しみだっ!
完結
【NTR】大好きな嫁に浮気されて、俺は狂ってしまった…… 理亜 @ria012345
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