冒険者とのスレ違い



冒険者「お前が有名なアフロか。



噂通り、変な格好をしてやがるぜ。」



冒険者「何がアフロだ。」



冒険者「お前のやっている事は。



ただの、【偽善】に過ぎない。」



偽善。か、、



冒険者「"その場限りの希望"何てのは意味が無い。」



その場限り、ね。。



冒険者「お前。魔族の子供を庇ったらしいな?



【悪】を倒さない限り、この世界には。



"平和"なんて訪れないぞ?」



「、、悪とはなんだ?



人の子もまた、悪。なのか?



正義とは、、?



悪を悪だと一方的に決め付け、



正義の名の元に悪を行使すれば。



それは悪、では無くなるのか?



その先に。平和、が訪れるのか??」



冒険者「そういうのは、屁理屈ってんだぜ??」



冒険者「あはははは!」



冒険者「ふんっ。所詮、お前みたいな



"変わり者"



何かと話が合う訳も無い。」



冒険者「行くぞ。」




誰かにとっては良い行いでも。



誰かにとっては気に入らない事であり、



気に食わないモノになる。




自分の志を。義を。誰かの意見で曲げられぬ程。



その者が歩んで来た道のりは、酷く。険しい。




それに対して、わざわざ口を出す必要は無いだろう。



無粋、と言うものだ。




正解は無数に。無限にある。



だからみな、争う。



みなが互いの正解を分かろうとし。



相手の気持ちを考え。敬う。



そうして導き出した互いの答えに沿えれば。



疑いは信頼へと、変わる。




だが。それをしようとは、しない。




互いの手を取り合う方よりも。



互いの手を振り払う事を優先する。




きっとそれは。



自分を知られてしまった時に。



拒絶されるのが。怖いからなのだろう、、




嫌われるという事は、寂しいものだ。


































  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る